#43 Article 353 Posted at 1990/11/19 02:23:52 by ISAM (MAP1129) [NO.32]

Subject: Re:*11 アイスター危機一髪 /352 .... /340 /339

うーん、どうも最後までわかっていただけなかったようで残念です。
 苦痛を与えるような表現は、苦痛を与えるために発せられるのです。
 僕は、「えり子」のファンも含め、できる限り配慮してああいった言葉を選んだので
すけれども。
 MAGICAL.Iさんは、「アイドル『伝説』」とタイトルにまでなっている伝説の意味を
どう感じていらっしゃられるのですか??
 僕は、MAGICAL.Iさんのような方が、あのシーンを見て、ああいったくだらない感想
しか抱けなかったのを残念に思います。ファンとはたぶん自称するもんなんでしょうが
、ひどい言い方をすれば、はた目から見ればMAGICAL.Iさんは「えり子」のファンには
見えませんよ。
 「釈迦に出あわば、釈迦を殺せ」などと言いますが、あのシーンにあらわれたえり子
というのは、最終回に語られた「そして伝説になった」云々の伝説の部分なわけです。
それが伝説ならば、ああ言った形で登場するのも当然ですし、社長がそれを破ろうとし
たのは、伝説なるものが、実は<原田なら原田自身が自身の必要に応じてえり子という
アイドルの内容物として勝手に埋め合せたものでしかないからです。
 だから「えり子」は、アイドルとしての自分が本当の自分とはまったく異なるもう一
人の自分としてあることに悩み、「アイドル伝説えり子」という物語の中で失踪しまし
た。
 このへんは、もうキャラクターボードの中に書いたので割愛しますが、だからあの場
面は「よう子」という物語の場面であり、「よう子」という物語のためにあったのは間
違いないのですが(ただし、よう子のために、とはいかないところがきついところです
けれどね。ただしこれはようこの側の問題ですけれど)、「えり子」の最終回の外延で
もあるのです。
 それを頭から否定するということは、「アイドル伝説えり子」というアニメ自体を否
定することになりませんか??
 僕も「えり子」というアニメのファンですし、「えり子」なる主人公にある程度の共
感を覚えましたから、「アイドルえり子」という存在しない虚像(あのポスターはそれ
のポスターです。でも、そんなものを描いたアニメは世の中には存在しません。アニメ
の「えり子」の主人公は、「アイドルであるえり子」ではなくて、ある理由によってア
イドルになった「えり子」という1少女自身のほうですから)というよく知らないもの
のファンの方に、「えり子」を否定されれば苦痛というよりも少し悲しく思ってしまい
ます。

 まあ、「よう子」というアニメの中に「えり子」が登場するのを怒るのは、「よう子
」ファンの態度でしょうね。
 なぜなら、「よう子」ファンは「えり子」を知らないかもしれないので、あのシーン
を理解できない可能性があるからです。
 しかし、えり子を当然見ていたはずのえり子ファンで、なおかつ今「よう子」を見て
いて怒る理由というのが僕にはまったく理解できません。
 ある物語の中で無関係な別の物語を引用するという制作者側の態度自体に対しては、
それを怒るほど僕は偉い人間ではありたくありませんし・・・そういうのはむしろ好き
ですね。

         僕の言いたいこともここまでです      ISAM