#40 Article 1491 Posted at 1993/02/03 14:29:57 by T.IWATA (MAP1375) [OMOSIROI]

Subject: 面白かった本(詳細版-3)

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  「面白かった本」のミニ解説版も今回が最後です。今回は「創作系」のジャンルを
まとめました。
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  「お父さんの秘密 総集編」相原ひでお
      素晴らしい作品で、このような作品を同人誌でないと読めないという点に、今
      の商業誌の問題があるような気がします。誰にでもお勧めできる作品です。
  「砂漠の停留所(総集編)」おおえす
      不安定さを常に孕んでいる雷太郎のシリーズ総集編です。比較的少ない部数の
      為か、きちんと通して読めるようになっただけでも嬉しいことです。
  「P(ピンクハウス)」KANEKO ISAKO
      槇夢民と憶村かおるの合同誌で、もちろんピンクハウスONLYの本です。こ
      れが合いすぎるくらい合うんだよね。
  「BUGBUSTER 1」木城ゆきと
      商業誌(「銃夢」)でも活躍している作者のコピー誌で作られた作品の総集編、
      巧いのは当たり前かもしれないが、エネルギーに満ち溢れる作品は素晴らしい。
      まもなく「2」も出るようなので楽しみ。
  「Revival collection」金葉樹
      紺野さおりの過去の同人誌(金葉樹1~3)の総集編、以前に本人に「出しな
      さい」と言って煽っただけに嬉しいものです。絵の変化というか成長を見てい
      るようで興味深いものがあります。
  「Aのワンペア」田川滋
      ここに取り上げて良いかどうか難しいのですが、ながく待っていた作品が読め
      たことを本当に感謝したいと思います。
  「爆訳聖書」滝季山影一国際騒動局
      いつもの登場人物といつもの話が展開されるのですが、このシリーズはやはり
      中毒しますねぇ。
  「週末物語」ドラえもん同盟
      篤見唯子のふわふわとした魅力が発揮された作品。これでストーリーに幅が出
      れば良いのだけれど。
  「夢屑 5」DRAGON★HUNTER
      神代遙の久し振りの個人誌。コピー誌の再録を含めて、中々触れられなかった
      作品が楽しみ。
  「神聖玩具」橋の内企画
      テーマは「ロリータコンプレックス」(笑)。作品の中では、明智抄の作品の
      インパクトがもの凄い(というよりも怖ささえ感じてしまった)。
  「鶴田謙二作品集」ハッピー興行新社
      買えなかったという声が多数よせられた問題作。以前の「快賊船」「空間軌道」
      の再録が中心だが、宇宙防衛軍は笑えるよなぁ。
  「がんばるおとうさんたち」POSTMAN
      おとうさんを主人公にした連作。少年マンガの方に感覚が近いと思えるところ
      があって、面白い。
  「SANTA 1/2」MIGNONNE INC.
      今回は薄い本で少し残念、どうもこの時期に出る本はサンタクロース.Xマス
      がメインになったようで、これはこれで残念なような気がする。
  「ZIGGURT 2」ラムフォリンクス・2
      少女マンガ系の同人誌の典型であったラム2も、新たな道を探している。そん
      な実験を始めてきたシリーズ。まだ成果は得られていないが、このような取組
      を始める姿には感銘を受けてしまう。
  「LESSON」SE-NIGHT
      綺麗な絵とけっこうハードな表現のミックスでは定評がある(笑)サークルで
      す。でも良くこれだけ多くの作品を出せるよねぇ、もう尊敬してしまいます。
  「突然最終回 21」えみくり
      紹介する文章もネタ切れになってしまったような気がします。まぁ読んでみて
      下さいとしか言えないね。
  「夢で逢えたら」M-FACTORY
      昔から注目していた美杉果林ですが、最近は行列ができてしまってビックリ。
      のんびりとお話もできなくなってしまいました。明るさとロマンティックさが
      ミックスされた話は嬉しいことです。
  「FRUITS BASKET 11月号」かみいぐさ倶楽部
      何回も紹介しているサークルですが、この月刊で発行するというコンセプトは
      驚きました(お仕事大丈夫でしょうか)。明るいHという作品は貴重です。
  「GRAY」JB.ASH.
      以前は地味なサークルであったのが、メンバーが大半プロとなると一躍注目を
      受けるようになってしまう。昔からの読者にとっては複雑な気持ちです。当然
      かも知れませんがJUNEのサークルでは高いレベルを維持しています。
  「小沢孔璃子個人誌」美青年通信社
      レディースで活躍されている著者のハードJUNE本。さすがに商業誌で描けない
      話と言うだけのことはある、結構表現は凄いものです。
  「濃縮甘乳」秘密結社ゲル
      はたしてこれをJUNEと呼んで良いものか迷いますが、強いて言えば男性JUNEと
      でも言えるのでしょうか。作品のレベルは高いし、秘密めいた雰囲気が独特の
      味わいを出しています。

T.IWATA(岩田次夫)