#40 Article 1490 Posted at 1993/02/02 17:31:57 by T.IWATA (MAP1375) [OMOSIROI]

Subject: 面白かった本(詳細版-2)

----------------------------------------------------------------------------
  「面白かった本」のミニ解説版も2回目です。今回は予定を変更して「パロディ系」
とその他のジャンルをまとめてみました。次回は創作系を紹介する予定です。
----------------------------------------------------------------------------
  「誰も悪くない」ぢんげばくんいっと
      表題が全てかもしれない。C翼というジャンルは明白に収束に移ってきている、
      そんな予感さえさせる寺尾ひろむの終わりの美学がここにある。
  「楽園の君に」ねこまち文庫
      C翼のキャラクターを巧みに生かした猫町うたたのSF仕立ての作品。結末は
      ちょっと意外だったが、SFフリークの鑑賞にも耐えられよう。
  「SCRATCH」フィメールの夜宴
      紹介しようか迷ったが、この本はC翼を生身で経験した人、大学で共同体の暮
      らしをした人に贈りたい。ラストの西烱子の作品とコメントは泣ける。
  「GRAND PRIX BOYS SP.3」CRY-MAX
      すでにサイバーフォーミュラという作品を自由に走らせる境地にまで達した感
      がある佐野&わたなべの快作、でも相変わらずHです。
  「EINSTEIN」紫宸殿
      いつも待たせながら、必ず待たせた以上の本を出してくる紫宸殿の大作。軋む
      ような助走から一気に疾走に移る感覚がいつもながら素晴らしいの一言。
  「Hearty」アイザックコンプレックス
      後藤星の描く優しい視線と表情さえあれば、他には何もいらない。魔王伝を極
      めながらも孤高にはならない美しさには、ちょっと言葉が無い。
  「斗わないアルスーラン戦記 2」すっぽこ大飯店
      徹底的にアルスラーン・ダリューンにこだわった岩崎つばさの作品。ほのぼの
      Hという持ち味は全く変わらない。やわらかな作品。
  「絶対ハルカちゃん」ほげろー企画
      どちらかと言うと男性向けのサークルですが、この本をみると本当の持ち味は
      こちらのファイバードのような作品にあるのではないかと思えてしまう。
  「TOY BOX 7」M空間
      パトレイバー香港編の後編です。まるでフィルムノワールのような暗い魅力に
      あふれた作品で、切り裂くような表現はいつもの通り。
  「千才」INSIDE EDITION
      幽遊白書に高河ゆんが挑戦しましたが、絵の巧さが別格だけに、参ってしまう。
      これじゃ反則みたいなものだよね。
  「BORN UNDER A BAD SIGN」上田信舟
      ドラゴンボールはどうも好きになれませんでしたが、この本には深く感動しま
      した。孫悟空が死んでしまった後に残された19号と20号の二人のせつない生き
      方を描いた素晴らしい作品です。ラストは間違いなく泣けます。
  「CENTRE OF ASIA」M空間
      数少ないジャンルを渡り歩く、まおまりおのGロボ本です。薄い本ですが、絵
      を楽しみましょう。
  「ポテチの降る夜に逢いましょう」Ae SOP
      きん注のサークルでは最も好みのサークル、いつのまにかこちらがメインのよ
      うになってしまいましたね。
  「なかよぴ 新年特大号」はちみつぱい
      夏に話題を呼んだ「なかよぴ」の2冊目。きん注+セーラームーンという最強
      の組み合わせです。
  「MOMO POWER」紫電会
      もう少なくなってしまって寂しいのですが、モモの本です。表紙から含めて見
      事な内容ですが、当たり前でしょうか。
  「大女王」BERKUT出版
      くまたかつみの切れるギャグが嬉しい本です。セーラームーンの本も出しまし
      たが、やっぱりこちらの「あげだま」の方が面白いと思います。
  「パパは小学4年生 2」「パパは小学4年生 2.5」MEGAPLUS
      やはり好きで作っている本のパワーは凄いものです、ママ4のファンブックと
      しては最良の本ではないでしょうか。ファン必読でしょう。
  「苦肉」FLOWERプロジェクト
      マダラの本なんですが、タイトル通り、いろいろ寄せ集めで作った本です。
      ところが逆に面白くなってしまうから不思議なものです。
  「逢魔 3.5」お花見シスターズ
      カルラ舞うのFCというよりも、既にサイドブックになっているかもしれませ
      ん。ゲストを含めて楽しんで作っているのがわかって嬉しい限りです。
  「闇の左手」M.B.パブリケーション
      B'zのサークルから一つだけ、まだ後編を見ていないので判断できませんが、
      不思議な緊張感が魅力です。
  「最後」虎猫劇走隊
      F1の女性系サークルの代表でしょう。徹底的にミーハーにこだわった内容と
      読ませるサービス精神の豊富さには脱帽です。
  「タバコロード」RYOZAN
      F1の古くからのファンだけに、こだわりと見事な絵が楽しい本です。でも、
      最近のF1ファンだと、わからないかもしれないなぁ。
  「ALL THAT FIREEMBLEM SIDE.B」王都奪還義勇軍
      レベル毎にショートショートを組み合わせた本も、これが後編。メインの二人
      の作品の面白さは全く変わっていない、味があるよね。ゲストは大笑い。
  「怪獣降臨」ナバール小唄
      いつのまにか代表的なファイヤーエンブレムサークルになってしまった感があ
      りますが、妙なギャグは笑えます。
  「馬ぼん 2」イエローブック
      楽しい競馬の本もオフセットは2冊目、馬のキャラクターが秀逸でいつも大笑
      いさせられます。
  「静雀荘の人々 4」あーぱー商会
      麻雀本も4冊目、相変わらずの面白さです。
  「愛と青春の同人誌 6」TAITAI
      これまた続いているシリーズものですが、良くネタが出てくるものですなぁ。
      まぁ、ほとんど実話と言うのも凄いものです。
  「裏切りのベルサイユ」ベルサイユの漫画家
      今回は少しパワーダウンのような気がします、それにしても絵の上手さには脱
      帽ものです。桂正和風の絵は、男性向け創作の人も勝てないでしょう。
  「グレートチンプ 2」少年チンプ
      グレートになってからチンプは面白くなくなったという声がありましたが、今
      回は見事に面目躍如の出来上がりです。やっぱりチンプはこのパターンだよね。
----------------------------------------------------------------------------

T.IWATA(岩田次夫)