#35 Article 793 Posted at 1991/07/16 19:41:57 by 根本 剛志 (MAP1144) []
Subject: Re: Re: ここには初めて... /788 /784
_「うる星」と聞くと出て来る根本です(笑)。
「らんま1/2」ボードに最近お越しになりましたみなさま、今後ともどうかひ
とつ、宜しくお願い致します(それにしても「うる星」本の編集が終らん… 今
回はマンガも何も描いていないのに(^^;))。
「らんま」と「うる星」の違いって言うのは・・・ 何でしょうね?
作品の骨格はこの際置といて『笑い』を引合いにして簡単に違いを書いてみま
しょう。やっぱ私には両作品の『笑いの意味が違う』と言うのがあると思うが。
つまり「うる星」は『ギャグ』であって「らんま」は『コメディ』であると言
うことじゃなかろうか・・・?
コメディはどちらかと言うと『パターン化』する傾向にあるけど、ギャグは常
に『新しい刺激』を追求するものでしょう?
「うる星」も初期の頃は、この新たな刺激を求めて止まなかったな。その中には
三角・四角関係を上手く笑いに結び付けていたものだ。後期に入ってその笑いの
四角関係が面堂の離脱によって崩壊し『あたるとラム』の関係の比重が肥大化。
加えて遊星化したしのぶは因幡とくっついて安定した結果『ギャグ作品』が『コ
メディ作品』に変貌して行きましたけどね。
それに「うる星」の世界は(『あたるとラム』の関係が進行しない限り)歯止
めが無い世界ですから、結果的に何処にでも題材を求められると言う作品である
し。故にとんでもないゲストキャラの登場も許容出来たのではないかな? 多分
『八宝斉』は「うる星」に出たら嫌われることは無かったかも知れないな(笑)。
「らんま」は最初からラブコメ作品として生まれたものだから、様々な制約を持っ
ていると思う。その制約上で『人間臭い』物語を描けば、まぁ評価も変わってい
たかも知れないけど。けど、さっさと「らんま」は「うる星」化に移行。ギャグ
を追求するにも今まで育てて来たキャラがギャグで生きない反面「らんま」世界
のアブノーマルの象徴たる『女らんま』は一人暴走をする・・・(そうか。『女
らんま』って保険みたいな物だったんだ!(笑))そして、トラブルメーカーに八
宝斉を使って、お下劣ネタに走る!!(爆笑☆!)
結局、土俵的には違った作品であり、比べるのは無意味か(クスクス)。
まぁ「らんま」は高橋留美子二大作品とクロスオーバーしているところがある
と思うのですが、これはこれで、ま、別に書くこともないですが、ね(^^;)。
何も考えないで書くと、こんなところですかね・・・?
核心なんて結局私にゃ分からないからこれで許して下さいな(^^;)。
もっとも、だからと言って「らんま」が面白くないとも限らないし・・・
少なくとも「パンスト野郎編」を抜いて、楽しんではいるけれど(笑)。
ところで・・・・・・
高橋留美子が「うる星」のような『笑える』作品を描けるかどうかは疑問。
こればっかりは、描いてもらわないと分からないな。
私は、多分無理だと思うけど。
蛇足までに、高橋留美子は漫画家として、梅図かずおに似ているところがある
と思う(根拠無し(^^;))。
根本 剛志(MAP1144)