#35 Article 1045 Posted at 1991/08/31 20:06:54 by あかねちゃん (MAP641) [NO.090]
Subject: Re:*25 第90話 「良牙! 夕日に向かって走れ」 /1039 ........ /1002 /998
だぁぁぁぁぁっ! ったく、暇で暇でしょーがないっ!!!!! いきなり冒頭からボケをかましてしまいましたが(^_^;)、やることがないんです。 テキスト、問題集、のきなみやりつくしてしまってやることがない。幸いにして明 日がテキスト交付なので明日からは退屈しそうにないですが、仕方なく今日は暇つ ぶしに本読んだり、部屋片付けたり、引き出しを整理したり、って感じ。 暇つぶしにここに来てみれば、こんな感じなんだもんなぁ・・・・(爆笑) と、いうわけで、きんぎょ注意報!が始まるまでの暇つぶしとして、書いてしまう わけなのです。 >そしてわたしが今最も困っているのは、そういう問題がある週に限って >(ナンパに・・・とか)話としては結構面白い、ということです。 これは多分、違うと思いますよ。 なんで横手さんのシナリオがおもしろいかというと、あかねちゃんの内面を前面に 出して浮き彫りにしているからなんです。たいていのライターのシナリオは、乱馬 くんが中心的視点になっているか、もしくは中心的視点が存在しないのですが、横 手さんのシナリオは、常にあかねちゃんを視点として描かれています。しかも、シ ナリオが全編通してすべてこんな感じだから、(ある意味では飢えている(^_^;)) 私たちの心を満たしてくれるのです。そして、更におもしろいのは、これとまった く逆の状態が、この前の「良牙! 夕日に向かって走れ」ということです。 もう一つフォローしておかなければなりません。あのお話をなぜ良牙ファンが却下 するかもしれない、と思うのか? それは、シナリオの悪さに起因するものではな く、自分の良牙くんへの思い入れの裏返しとして、一種アンビバレンスな心理状態 になって非難に走るかもしれない、ということです。シナリオとしては、もうあれ で十分すぎます。しかし、十分すぎるからこそ、かえってダメな場合もあります。 アンビバレンスな状態、と言えば、なにもこれだけの話ではありませんね。 これは、同人誌には本当によく見られる悪い癖で、「割り切ってしまう」ことによ ってせっかく持っている作品のおもしろさを見失ってしまうという、本当に悲しい ファンが、本当にたくさんいるのです。(概して、うる星から転んできたファンに こういう人は多いようですが。) 先日、私はあかね1/1という同人誌にそのこ とを書きましたが、なんとも私には残念でなりませんです。 >『「うる星」的になるな! 「味っ子」的になれ!!』 まあそれはともかくとして、これには思わず笑ってしまいましたね。(^_^;) 味っ 子を見てない方にはなんのことだかさっぱり分からないでしょうけど・・・・(笑) では、私の意見を述べてみましょうか。 らんまがうる星になろうがめぞんになろうが、私は知りません。(だいいち、めぞ んは最終巻だけ読んだというたわけ者ですから。(^_^;)) ついでに言えば、うる 星的だろうかめぞん的だろうが、面白ければそれでいい、究極的目的が「面白さ」 にあることを忘れてはなりません。 残念ながら、らんま1/2には作品性・・・・というより芸術性は、まるっきり、 ありません。私はこれに関しては断言できます。(爆笑) らんま1/2にめぞん やうる星の上を望んで見ている人、すぐ見るのをやめた方がいいでしょう。絶対に あなたの希望は叶いません。だって、らんま1/2って、そういうマンガじゃない んですから。というのは、すでに高橋さんの描くシナリオの方向性が、うる星の時 代とはかなり変わってきています。うる星に近付いていると思っている人、多分そ の理論は間違いでしょう。うる星的ギャグに、表面的には近付いているようにも見 て取れるかもしれません。しかし、私の目には、その方向性が違うように映ってい ます。 うる星が究極的に目指したものは一つの世界の構築であるかもしれません。これに 関しては、私がとやかく口を挟めることではありませんが、らんま1/2が目指す ものはエンターテイメントというよりはむしろ、高橋さんの心の内面を描く傾向が あるように私には思えます。シナリオが、味もそっけもないくだらないものである ことはなによりも高橋さん自身分かっているでしょうし、味もそっけもあるシナリ オを書くことが、高橋さんに「出来ない」ということは、多分ないでしょう。しか し、らんま1/2世界はどうしても、あの、味もそっけもない世界でなければなら ないのです。 そもそも、あかねというキャラクターが格闘というレベルから落ちてしまった時点 から「格闘」という要素は消え去ったにも等しいのになにゆえ未だ熱闘編なんても のをやっているのか? 根本さんのアーティクル内にも多少このことが書いてあっ たようですが、「格闘」というのはある種、100%のラブコメにならないための 歯止めに近い意味があります。らんま1/2は100%のラブコメでないところに 面白みがあり(この傾向はなにもらんまだけの話ではあるまい、すべてのアニメに 関してこの傾向があるんじゃない?)、格闘とラブコメ、「1粒で2度おいしい」 (うー、もうほとんど死語だな、こりゃ)に近いところがあるはずです。 では、私は聞いてみたい。「熱闘編」の次に果たして「恋愛編」が来るのか? い や、来られるのか? 多分、来られないでしょう。もう一つ、それは、今となって しまったから来られなくなったのか? 確かに初期の頃なら不可能ではなかったか もしれない、確かに、かもしれないんだけど、これは「なるべくしてなった結果」 に近いんじゃないかな? 高橋さんがらんま1/2の長期連載を願ったのかどうか そんなことは私には分かりませんけど、ある種必然的に「こうなってしまう」のは 当然のことではないでしょうか。 そう、あかねちゃんが格闘できなくなってしまったから・・・・前にも書きました があかねは、うっちゃんやシャンプーと張り合ってはいるけれども絶対に二人には 格闘では勝てない・・・・というよりそもそもこの二人のキャラクターの設定を、 あかねちゃんより強い、としているところに一種の罠が潜んでいます。なぜなら、 この状況下ではうっちゃんやシャンプーは、格闘で争えるけどあかねちゃんは格闘 では争えない。なら、いったいなにで争うことになるか? 結局、うっちゃんやシ ャンプーを持ってきたのはある意味では「収集がつかなくなった」反面、あかねち ゃんを際立たせる道具にもなっていることは確かです。むしろ、キャラクターとし て浮いているのは良牙で、乱馬を引き立てる道具には全然なっていない・・・・お っと、これはアニメの話で、原作は良牙を一応そういう手段に使っていますね。 総じて言えば、アニメらんまはうっちゃんやシャンプーの使いかたはうまい反面、 良牙の使いかたが、特にオリジナルストーリーに関してあまりうまくない。むしろ 本編とは関係ないインサイドストーリーのように良牙というキャラクターを捕らえ ている節が感じられます。(たとえばきんぎょ注意報!の奈々ちゃんみたいな感じ ってわけですね。) この前のお話は、その最たるものと言えなくもないです。 まあ確かに、うっちゃんやシャンプーを、あかねちゃんと乱馬の取り巻きとしてし か扱えないライターが多いのは、多少残念ですが・・・・こうしてしまうと確かに シナリオが書きやすいのは分かるんですが、横手さんのようにマルチな捕らえかた をしてもらえると結構うれしいんですけどね。キャラクターが独立していない、単 なる道具にしかなっていないアニメってのは私は嫌いなんです。(これは個人的好 みの話ですけどね) らんまはあと一歩のところまで来てるんだけどなぁ・・・・ あー、えーかげん疲れた。(キーボードがちょっとおかしいので打つのが結構疲れ るんです、はい。) と、いうわけでこの辺で総論。 確かに、期待の裏返しが批判であることは私は認めます。しかし、批判を続けるこ とは同時に、楽しみを見失う危険性をはらんでいることも確かだと思います。「っ たくぅ、なんでこんなOPに変わっちゃうんだよぉ」というOPも、一日じゅうそ の曲を聞き続けていたりするとまあそんなに悪くもなくなってきたりするのと似た ようなもので、ひどいひどいと思っていても、それは100%ひどいのではなく、 5%ひどいところがあるから100%がひどく見えるのです。 批判する前に、まず繰り返して見ること。これが大事なような気がしますけどね。 まあときどき、私のようこみたいに、一度目は良かったけど繰り返し見ているうち に嫌いになってしまう、なんてのもないわけではないですけど。(笑) あー、久し振りによく書いたなぁ。(笑) またRES読めないや。(^_^;) 最後に余談。yone.さんに捧げます。(爆笑) こうやって私みたくばああっ!と書いてしまうのが心理的にどういう効用があるの か、多少は私も分かっているつもりです。こうやって「書く」という行為は、一種、 私たちが「泣く」という行為にかなり近い意義があります。コミュニケーションも ある意味ではそうで、受験生がなんらかの形で話し相手を求めたがるのはここに一 つの原因があるのでしょう(多分(^_^;))。「毎日メイプル10分で健やか」って のもある種の真理を突いていますし、もし自分で10分という時間枠の規定を守る ことが出来るだけの精神力があれば、やめることはかえってマイナスになります。 (ちなみに、私はできない。その理由はこのアーティクルを見れば分かるはず。) こうやって人が集まって、らんま1/2という題材について話をしたがるのも、あ る意味では、らんま1/2を見てなにか胸の中にたまった思いを広げたいからだろ うし、パソコン通信ができなければ、それが「同人誌」という形になるだけのこと。 批判だろうがなんだろうが、こうやってアーティクルが書かれたり同人誌が発行さ れるというのは、人々に、なにかしらの影響を与えることに成功していることの証 でもあることを、Mbさんに伝えたいです。これからも、製作スタッフの人たちに 私は期待しておりますです、はい。 MAP641 まちばりあかね☆ PS.yone.さん、スタッフの文字、どもThanks!です。 それにしても明日からはやっと退屈しない日になるのね。(笑)