#34 Article 634 Posted at 1991/04/15 20:04:16 by あかねちゃん (MAP641) [NO.39]
Subject: Re:*16 うまくは言えないけど・・・。 /632 ...... /611 /609
> 部分が全体の調和を崩してしまったか > はじめから 作品全体に調和をつくらなかったか > また それは結果論か 意図してか... > 意図した上なら みなさん ひっかかった訳ですね 「ふしぎの海のナディア」が描いている(描きたかった)のは(つまりテーマは) なによりもまず第一に「人間の矛盾性」だと思います。 作品全体がバラバラで、敢えてナディアをあの役割分担にさせたのはこれを意図 していると私は考えています。ですから、雑誌などの取り上げ方は、「ふしぎの 海のナディア」が描いている大きなトラップにモロに引っ掛かっているわけです。 (と私は思っています。以下この部分略。) 巷では、なにやらジャンがどーのこーのとか、ネモ船長がとか、ナディアがお料理 作ってどーのこーのとかと枝葉末節ばかり取り上げていますが、ネモが自分のロジ ック内でガーゴイルに論理を理解させようとしているのが「トラップ」なわけです。 ナディアは矛盾だらけの人間だし(宇宙人だったっけ?)、ネモ船長は大義名分を ずらずらと並べるし。しかし、ナディア(初期)の言うことが間違っているという こと、ネモ船長の言うことが正しいということを証明する手立てがないとき、人は いわゆる「暴力」に走るのです。ネモ船長もガーゴイルもなんだかんだといって、 自分の信念を貫くためにケンカしているにすぎないわけです。が、これをうまく演出 すると、一見ネモ船長が正しいように見える、と。ネモ船長が死ななければならない のは「人を殺したから」ではなく、「自分のイデオロギーを通そうとしたから」と 言えると思います。ガーゴイルが死ななければならないのと同様、ネモ船長も当然 死ななければならないのです。(正義と悪とは表裏一体ってわけですね。見方を 変えればそれが絶対評価であることは決してない、ってわけです。) で、私は困惑するんですが、どこに感動すればいいんでしょうね? (^_^;) はっきりいって、お話自体、私には上に書いたように思想論に走っている感じが強く (この辺は私は全然ダメなので誰かフォローしてください)、キャラクターへの描き 込みがあまりにも弱すぎます。だから私はちょっとキャラクターには感動できない。 かといってシナリオは上の通りだし、どこにどう感動するのかよくわからない。 だって私にはナディアってキャラはほとんどおまけとしか思えないんだもん。(^_^;) 個人的には、きちんとケリをつけて欲しかったです。こういうやり方をするなら。 (結局、「だから何なのか?」が描かれてないと思います。いわゆる社会への皮肉と でも思って作っているんでしょうがこれでは文句を無責任に言っているだけです。) ところでパロについてですが、これはまあ、どうでもいいです。(^_^;) 脚本レベルからこうなのか、それとも演出でこうなってしまったのかもよく分から ないし、これについてのコメントは避けたいですね。個人的な感情論ではパロだから という理由で作品レベルが落ちるということはないと思います。要は使い方ですか? もっとも、模倣から人間は成長していくのかもしれませんからよくわからないです。 (もっとも、パロは私はあまり好きではないですが・・・・(^_^;)) 一応最大限に好意的に解釈したつもりですが(^_^;)MAP641 まちばりあかね☆ 注:文末には必ず「と私は思います」を付けてお読みください。(爆笑)