#25 Article 715 Posted at 1993/01/03 00:10:10 by RABIT-GTI (MAP3022) [ANIKENREN]
Subject: Re:*14 アニ研連第24回上映会の感想 /714 ..... /681 /680
続けて、アニ研連 第24回上映会の感想 (2/2) です。 ● 39°8’ FEATHER 予告、お知らせ、-Feather -翼- 予告はバビルII世を思い出しました(あ、石を投げないでください ^_^;)。 これはこれで完成させて欲しいような。 お知らせ、良いですね~。割と、学生や若手の作る作品って、どんどんエスカ レートして滅茶苦茶になっておしまいというドリフターズ・パターンの落ちが 多いと思うのですが、最後に「い」の右部分を捕まえる事が出来て、思わず 「良かったね!」と声をかけたくなる、後味も Happy な作品でした。 (話が飛びますが、「すとろべりぃ・ぱにっく」も、夕日とともに街が戻り、 貼紙はがしておしまい、という構成が私は非常に好きです。勿論、「あのカッ トだけが良かった」て作品もありますが、大体、最後がまとまらないと「作品」 としては印象に残らないような気がします。) Featherですが、私の回りには以前から南野さん作品の熱狂的なファン が多く、凄いとは思ってましたが、正直言って、個人的には趣味ではなかった のです。しかしこの作品は断然気に入ってしまいました。(^_^;) 音楽の事は全く判りませんが、Winkの曲に相当シンクロさせているのでは ないでしょうか。曲の調子が変わる所で姉(?)が後ろに現れるし、「翼広げ」 の歌詞のとこで翼が出たような。単純に動作をシンクロさせているのでは無く、 流れに合っているようで、浸ってしまいました。一見ハッピー・エンドみたいで すが、個人的な解釈では、面影(残留思念?)に呼び寄せられたロボットが過去 の写真を見て、変わり果てた姿に気づき、実際にはショートして死んでしまった のではないかな~と思っています。(天使は肉体が必須でない種族なのかも知れ ませんが)。悲しい.... ● 早大アニ研 EVERGREEN(暫定版) 正直言って、失礼ながら、セル大作50分台と聞いて「つまらなかったら拷問 だなぁ。参ったなぁ。」とも恐れていたのですが、全く時間の長さを感じませ んでした。古典的ながらも、情感が全編通して流れていて良かった。感動もで きました。早ア研の歴代作品の中では、最も情感が統一し、「作品」に仕上が った作品ではないでしょうか。莫大な労力にはひたすら敬服です。 ラストのクレジットは速くて読めなかったのですが、「協力」に MapleTown-BBS とか、何とか同好会とか、色々書いてあったようで気になります (^_^)。 ただ、登場人物が「以前の情景を思い返す」時には回想シーンを出してくれるな ど、ある意味であまりに観客に親切丁寧で、描きたいシーンの全部(大半?)を スクリーン上に描きたいというのも判るのですが、本当に全部必要なカットだっ たのか、勇気を持って削れるカットもあったのでは無いのだろうかとも思ってし まいました。勿論、色々な演出法があっていい訳ですが。 しかし興味深いのは、一見すると、セル長編、子供向け健全作品、という点では 共通しそうな早ア研と中大の両作品ですが、別の面では対照的で、(ちょっと強 引ですが)「EVERGREEN」はセリフ重視、シーン重視、「なつやすみ日記」はセ リフなし、カット重視....なんちゃって。 ● (全体を通して) 久し振りのアニ研連上映会でしたが、会場は広く階段フロアで観るには最適だっ たし、進行もスムーズで快適でした。寒さなんて、どうにでもなりますからね。 全般的にはレベルも高く、見ていて苦痛な作品はほとんど無かったし、セル、ペ ーパー、切り紙などの素材が結構共存してるのが良かった。(昔は、ペーパーで 作品を作った団体が、連続して「中大さんのようなセル長編にはとても及びませ ん」とへりくだるなど、セル長編コンプレックスが強く感じられた事も多かった ので。勿論セルにはセルの利点があると思うのですが、単なるコンプレックスっ てのは無意味ですよね。) 色々偉そうな事を書いてしまいましたが、次回の第25回上映会が楽しみです。 (^_^) RABIT-GTI