#25 Article 431 Posted at 1991/11/09 06:13:50 by MUK (MAP1480) [SOUKAI]
Subject: Re:*6 でもってアニメーション全国総会in静岡に行ってきました /429 ... /416 /415
報告その2 さて夜になりまして、第1の企画は 望月信夫さんと並木さんによる アヌシーレポートであります。 アヌシーはフランス南東部の風光名眉な観光地ですが、 隔年ぐらいでアニメーションフェスティバルが開催されていることを 御存知の方も多いでしょう。89年と91年にお二人が行った際の スライドを中心にして その雰囲気が講演されました。 私が印象に残ったのは、フェスティバル開催中にアヌシー城内で 展示されているという、チェコのアニメに使われている人形の ディスプレイでした。バヤヤ王子(イミテーションとか言って ましたけど)とかシュベイクとかが 時を越えて飾られているのを 見るのはなんか不思議な思いがしました。 よーし来年こそは 広島行くぞー(望みが小市民(笑)) 第2の企画として「やぶにらみの暴君」(「王様と幸運の鳥」では なくて、昔のやつ)が予定されていたのですが、杉本コレクションを 引き継いでいる方が体調を崩されて、結局フィルム貸出が不可能になって 上映されませんでした。そのかわりに並木さんが携えて来た中から、 以下のフィルムの上映となりました。 SCRAP JAPS 第二次大戦中、米国の一般向け戦意高揚アニメです。飛行機を ギャグっぽく作るところから始まって、空中戦で日の丸つけた 飛行機を多彩な手法を用いて撃墜するところまで、ギャグが 数多くちりばめられています。同時期の日本の戦意高揚アニメを 何本かみたことありますけど、どれもマジでして 米国の余裕が ありありと感じられます。日本人の描き方は例のごとくで、 なかなか笑えます。 MR.STRAUSS TAKE A WALL ジョージ・パルのパペトーンの一つです。小松沢さんが感想で 述べていたんですが、ニュープリントかと みまがうほど 色あざやかで(途中ひどい色になるところはありましたが)、 とにかく奇麗でした。作曲家のシュトラウスさんが 森にきて 小鳥のさえずりなんかをヒントにワルツを作曲、動物達と 踊ったりというストーリィ。星空のなか、動物達にお別れする シーンの限りない優しさ、よかった。 GRANITE HOTEL フライシャーの ストーン・エイジシリーズの一つ。石器時代の ホテルを舞台にしたギャグの数々。ギャグがいかにもフライシャー してるの。 BIG GAME HUNT ポール・テリーの、おそらくテリートーンの一つでしょう。 動物狩りにやってきたおじさんギャグ。原住民の描写が アブナい(笑) やぶにらみの暴君 予告編 当時の劇場用予告フィルムです(字幕つき)。 ナレーションは当然フランス語。 あの鳥さんの「DORMEZ DORMEZ(ネムレ ネムレ)」という しゃがれ声の 子守歌を久しぶりに聞いて 無性に見たくなってしもた。 あのロボットの動きもなかなか凄かったんだなぁ と今更のように 感心。 シレーヌ ラウル・セルベの作品を見るのも久々だなぁ。今は大使館でも なかなか貸してくれないんでしょうね。陰うつ、悲槍感のなかの 青白い温かさ・リリシズムは まさに「ペガサス」と並ぶ セルベの代表作ですじゃ。 SENOR DROOPY トム&ジェリーの中で、みなさん見たことあるでしょう。 ドルーピーの闘牛士のやつです。やっぱアヴェリーは何度みても 笑えちゃうからすごいや。次のギャグがわかってるのに やっぱり笑ってしまう。あちらのドルーピーの声って けっこう 玉川良一の声に似てるんだなー と改めて感慨にひたる。 スーパーマン THE MAGNETIC TELESCOPE THE MECHANICAL MONSTER フライシャーのスーパーマンは 確か12、3年前にみたきりで これまた久々でした。いやー かっちょええ。特に メカニカル・ モンスターのロボットの動きというのは、とんでもないですね。 まさに機械という感じで。宮崎さんが「さらば愛しきルパン」で 出してきたラムダ(でしたっけ?)は 完璧にこのロボットの 影響を受けてます。宝石盗むとこまで同じ(^^;) 飛行形態まで 似てるぞー ということで、なおも夜は更けてゆくのでした。 MUK