#22 Article 367 Posted at 1991/02/02 02:04:30 by MA2 (MAP1589) [WAR]

Subject: Re:*38 戦争...です。 /366 ........... /322 /276

なるほど、たしかにJJさんがお怒りになるのもわかります。反対するなら対案を
 示すのは当然のことでしょう。私も野党その他から対案が示されないのをはがゆく
 思います。どんなに最低の内容であっても貢献作を具体化した自民党には、一定の
 評価はあたえなければいけないかもしれません。しかし、自民党が日本という国家
 のためを思っているかというと、それもまた違います。自民党が守ろうとしている
 のは日本の経済界(大企業)と自民党政権であって、日本国民ではありません。そ
 のへんは常に考慮しておかなくてはいけないでしょう。
 あと、JJさんは市民団体は反対ばかりしていて、具体的な対案をださないと言っ
 ておられましたが、私は普通の市民団体にはそのようなことをする義務はないと思
 います。もちろん対案をしめすに越したことはないですが、彼等は政治家や官僚で
 はなく、単なる一市民なのだから、一市民の立場から物事を言うだけでいいと思い
 ます。ああいう人たちの言い分を聞いてみると、「私たちや私たちの家族を二度と
 戦場に送りたくないし、もし平和を維持するためなら、日本が経済的に苦しくなっ
 ても、石油が値上がりしても我慢する。」といっているようですので、それはそれ
 で立派な主張だと思います。

 それにしても、自民党というのは国民へのアピールの仕方がうまい党ですね。
 「このまま何もしないと国際社会から孤立する」「人を出せないのなら金をだすべ
 きだ」などと日本人が弱い言葉を並べて国民を納得させようとしているのですから、
 感心してしまいます。

 日本はアメリカに90億ドルも払っても あたりまえとしか受け止められず、これ
 からの日米関係において日本の発言力が強くなるとは、どうしても考えられません。
 むしろ、日本は脅せばいくらでも金を出す国だとなめられて、これからも「世界の
 総会屋」アメリカのお得意さまになってしまうかもしれません。

 前のほうでN教授さんが「膨大な費用をかけて戦争をして、アメリカにいったいど
 んな得があるのか?」という旨のことを言っておられましたが、ハッキリいって今
 回の戦争ではアメリカは自国からは対した費用はだしていません。主にクウェート
 ・サウジアラビア・日本・ドイツの金で戦争をしているのです。
 詳しい戦費負担率は忘れてしまったのですが、 

  クウェート 25%            クウェート  25%
  サウジ   25%            サウジ    25%
  日本    20%     または   日本とドイツで 25% 
  アメリカ  20%            アメリカ   11%

 のどちらかだったと記憶しています(もしかしたら間違っているかもしれませんが)。
 今回の戦争の当事者であるアメリカとほとんど関係ない日本の戦費が同程度または
 アメリカの方が少ないなんて、どう考えてもおかしくありませんか?
 私は、今回のアメリカの戦争目的は 

 1、中東で軍事力が突出してしまったイラクの軍事力を叩く
 2、湾岸地域の石油権益の確保
 3、中東地域での支配力強化
 4、「世界の警察官」を世界中にアピールし、世界のトップリーダーであることを
   世界に示す
 5、「ウインピー(弱虫)」といわれているブッシュ大統領が、強気の姿勢を米国
   国民に示し、支持率を上げ、大統領選挙で再選を果たす

 だと思っているので、どうしてもアメリカの行動にもろてをあげて賛成できないの
 です。 

 
 こんなこときれいごとだと思われてしまうかもしれないけど、「強者が弱者を抑圧
 して成り立っている見せ掛けの平和が、本当の平和だとおもいますか?」>N教授さん
 たしかに、シリア・イラク・イランなどの影響力が強くなってしまうのは、現在の
 状況では脅威かもしれません(実際、私も恐い)。しかし、一方でそのような国に
 兵器を売り付けておいて、一方的に脅威論を唱えるのは、大国のエゴだと思います。
 それこそ列強の国々だけが栄えれいい、ということになってしまうのではないでし
 ょうか?

 最後に、「90億ドルの戦費援助」と「自衛隊機派遣」に対する私見ですが、
 90億ドルの援助については、いたしかたないのではないかと思います。明確な憲
 法違反ではあるし、戦争の長期化を招き、中東で反日感情を起こさせるだけなので
 個人的には反対なのですが、アメリカのご機嫌を直してもらい(アメリカから)日
 本の平和を守るためには、しかたないのでしょう。あっ、そういえば日本政府のア
 メリカに対する態度って、クウェートのイラクに対する態度とよくにていますね。
 今度は日本がアメリカに再占領されたりして(笑)。
  しかし、自衛隊機の派遣の方は 私は絶対に賛成できません。法律的には、まだ
 問題が少ないほうだし、海外で組織だった行動ができる日本の公務員といったら自
 衛隊ぐらいしか私には思い浮かばないし、表面的には国際的にはそれなりの評価を
 得られるだろうから、単純に考えたら賛成できなくもないのですが、これからの未
 来に対するリスクが大きすぎます。自衛隊の海外での活躍の道を開いてしまうこと
 になってしまいます。もし、今回の派遣を認めたら国民は 自衛隊や政府のやろう
 としていることに倍ぐらい注意を払わなければいけなくなるでしょう。自衛隊機の
 派遣に賛成なさる方は、それぐらいの覚悟がいることを覚えておいてください。
 また、日本人は既成事実に弱く、それを自分たちで変革しようとすることはまずな
 いので、私はどんな事態であろうと自衛隊の海外派遣の既成事実をつくることに反
 対です。みなさんも消費税でそのへんのことは、実感しませんでしたか?

 やはりこういう問題は、Amiさんがいっておられたように、いろいろな情報を集め
 裏に隠れた事情などを考慮して判断しなけらばいけないみたいですね。


          私もオパオパにハンドル変えましょうか?(笑)  MA2