#22 Article 2516 Posted at 1995/01/14 02:24:15 by TOSHI (MAP2425) [USHIRO]

Subject: Re:*77 うしろの正面だあれ /2502 ..................... /3185(#20) /3176(#20)

>W.M.様

  引用も本文も長くなることをお許しください。

> でも、これはちょっと筋違いですよね。
> HIDEさんの主張は、「『こういうものを作ってはいけない』と言って
>いる人は、その意見を批評ではなく、作品で表すべきだ」、ということです
>から。

  筋違いでしょうか? そうではないと思います。

 1)ひとつはHIDEさんの当初の#20での発言では「思うところがあれば」
  という表現であり、「否定的意見であるならば」という意味とは違って
  いるかと思います。ましてや「作ってはいけない」という具体的な意見
  そのものだけを狙いにしているとは書いていないはずです。
  そしてその無条件なことを僕は延々と問題にしてきました。

 2)以上のような解釈がHIDEさんの文章を僕が読み違えたからだとして、
  「否定的意見であるならば」と読み変えたとしても、やはり僕の意見は
  変えようがありません。なぜなら、例えばHIDEさんは、
  メタルファイターMIKUのボードで、ある回に対して否定的な見解を
  述べています。しかし、これを作品にしたかどうか、HIDEさんは
  かたくなに答えようとしません。

 3)ただし、やはり2)の解釈は疑問です。
  例えば以下はHIDEさんの自身の該当箇所への説明です。

>前後関係を考えても、乱暴な言いようには変わりありませんが、
>意味合いが違ってきます。
>「そこまで」戦争に対して真剣に考えておられるのに、
>他人の作品について方法論を語るだけで、自分自身でなにか作品を作って、
>訴えかけていかないのだろう・・ということです。
>そして、「作品」とは劇場用アニメを指すのではありません。
>この場合、自分自身のオリジナルである、全ての創作物を指します。

  ここで明らかにされている条件は「そこまで」と「他人の作品についての
  方法論を語るだけで」です。

  そこまで、という言葉から、否定的になるまで、というニュアンスを
  拾うのは難しいかと思います。そこまで深く考えながらという意味でしょう。

  ここで僕が不思議なのは、この#22で「そこまで」考えているのにと
  思わせる書込みが散見されるにも関わらず、HIDEさんが、それを
  すべて作品にしたとはちょっと思えないことなのです。

  また、他人の作品の方法論について語るだけで、という点はどうでしょう?

  批評もまた作品のひとつなのは当然の話です。
  他人の作品について方法論をかたることはすぐれた批評行為です。
  したがって、方法論を語ることは作品を作っていることです。

  批評を作品と別物とみなす人もまだまだ多いようです。
  とすると、こんどは逆に批評は作品とは別行為なのにもかかわらず、
  作品づくりをどうして要求されねばならないのでしょうか?

  と、まあHIDEさんの文章は意味をなしていません。

  こうした疑問をあきらかにしつつ、次の段階に進もうというのが
  僕の目標です。
  HIDEさんは、水掛け論にしたがっているご様子ですが、
  僕にはそのつもりは一切ありません。
   TOSHI