#212 Article 627 Posted at 1996/09/01 01:49:13 by のるん (MAP6593) [TAIBATU]

Subject: Re: Re: Re: 水色時代における体罰の考察 (Re: ほとんど雑談、すみません) /613 ... /565 /564

今週は北野さんが出なくて、ちょっとブルー入ってる,のるんでぇす
あきほ様がとても詳細な、条件反射についての解説をして下さいました。
ありがとうございましたm(__)mペコリ
 ただ、あきほ様の条件反射観はわたしのそれとはちょっち違うので、フ
ォロー入れときます。

>条件反射の発見者といえば、パブロフの犬が有名ですね。

 あきほ様が、解説してくださった、パブロフの条件反射は、古典的条件づけ
またはレスポンデント(受動的)条件づけ、と呼ばれるもので、餌を与えら
れる、という受動的な行為に対する、条件反応です。しかし、私がA599で、
言及した
>>オペラント条件反射(正しくはオペラント(自発的)条件づけ)
は、アメリカのスキナーとかいうおっさんが提唱したもので、ネズミが、自
分で、餌の箱のレバーを押して、餌を取ろうとしたとき(つまり自発的行為)
に、条件刺激を与えて、条件反射を形成するという実験をもとに提唱された
ものです。
まあ、動物実験に基づいているという点では、パブロフのそれと同じですし、
スキナーの教育理論はドリル学習の様な、非独創的な教育に用いられている
ことからあまり、ロクな理論とは言えないのですが(でも、初等教育におけ
る、‘九九’や、基礎的な漢字のような、どうしても覚えこまなければなら
ないものの教育には有効ではあります。ちなみにあの‘公文式’は、まさに、
スキナーの理論そのまんま)、ただ、体罰はあくまで、児童の(教師の社会
意識からみて)反社会的な行為という自発的行動に対して行われるものです
ので、私はオペラント条件づけとして、位置付けてみました。

それから

> その後、このマカーレンコが、日本でのGHQによる全体主義教育の改革後も、
>ソ連東欧など東側陣営を神聖視する(当時、高度成長前の日本にとって、計画経済の
>東側の発展は憧れでした)日教組によって信奉され、全体主義教育が否定されたはず
>の日本にソ連から再流入し、高度成長に伴う経済界の詰め込み要請とあいまって日本
>型管理教育を編み出したわけです。教育現場はソ連などと変らなくなったわけですね。
>その後学生紛争を機に自由教育運動が広がっていったというのが、我が国における
>支配的教育理論(イデオロギー)の沿革ではないでしょうか。

 私としては、アメリカのレッドパージの悪影響(いわゆる逆コース)も看過出
来ないと思います。特に昭和31年の教育委員公選制の廃止と、昭和33年の
道徳設置。

あんまり、思想的なことに深入りしたくないので、このへんで止めます。

                  MAP6593 のるん