#212 Article 277 Posted at 1996/05/07 23:36:04 by みやちゃん (MAP2821) [NO.05]

Subject: Re:*4 すれちがい /270 ... /260 /244

まとめレスです。

> 大切さ、は確かに原作通りに描けているでしょう。けども、水色時代っつー作品は、
> そんなところに集約されるような、薄っぺらたい道徳的な作品じゃないんですけど。
> だからこそ原作が人気を博したんではないでしょうか?

原作が人気を博した理由?
私は別に奥深さが理由とは思っていません。
むしろ掲載誌のターゲットの年齢層が低いのであまり深く描けないと思いますし、
実際それほど深いとは感じていません。
むしろ単純な方だと思っています。
心理描写も優子以外のキャラはあまり描かれてません。
殆ど優子の目から客観的に描かれているだけで、
キャラクターのぶつかり合いが殆どないのです。

私は、主に(女の子なら)大抵起こるだろう事をネタとし、
優子という女の子にそれをぶつけ、解決させることで
読者を作品世界に引き込んだことが人気の理由だと思います。
簡単に言えば「感情移入」=「なりきり」がし易い作品だからでしょう。
主人公と一緒になって解決していくことこそ水色の醍醐味ではないかと思います。
その意味で言えば、他のキャラクターをあまり描かないのはいい手かも知れません。

どんなに良く出来たラブストーリーでも、主人公が大人(社会人クラス)だったら
12歳前後の女の子達にはそれほど人気は出ないでしょ?
ところが「優子」というキャラは「水色時代」という枠の中で
読者を取り込むのです。そして読者は「優子」を借りて
いろんなシチュエーションを疑似体験出来るのです。

> 確かにその描写のようですが、ブルマはファンサービスな面もあるでしょ。

ファンサービス? 誰に対してですか?
確かに製作サイドでは我々のような「お兄様」も見ているということは
意識しているでしょう。しかし、少女向けの作品で貴重な枚数を
メインターゲットではない我々のためにそうそう割けるモノじゃない筈。

> 屈辱の描写は、原作では単なる羞恥心の描写になってます。女性としての屈辱を
>味わわせることになってないのです。これではまるで、おしっこをもらしたときの

この辺がちょっと理解しかねます。
ハシモ君の「生理だ」の台詞で辱めを受けています。
初めての生理で何もかもが恥ずかしいところにきて
ハシモ君の不粋な台詞、むちゃくちゃ効くでしょう。
これは原作、アニメとも同じです。

女性はいくつになっても生理中なのを男性に知られるのは恥ずかしいらしいです。
ましてや初めてで、優子自身心の準備が出来ていない状態でハシモ君(男性代表)に
知られるということは、おそらく羞恥心や女性としての尊厳などを超越した
「辱め」を受けていると思います。

ただメディアも違えば表現する人も違いますから、
微妙に印象が異なるのは仕方のないことです。

お母さんの台詞にしても、優子が理解するきっかけでしかないのです。
「何かしてあげる」よりも「分かりあえないこともあって当然」の方が
ヒロシ君とうまくいっていない優子には深く突き刺さるのではないでしょうか。
その上で、次の「お父さんは優子のこともいっぱい心配してくれている」以降の
台詞も含めて考えれば十分に説得力があります。
だからこそ心配はしていても理解出来ないから何も出来なくてあえいでいる
ヒロシ君の姿が優子の脳裏には映るんでしょう。

「タカちゃんは女の子なので分かりあえるがヒロシ君とは分かりあえない。
 でも、理解出来なくても思いやることは出来る。
 ヒロシ君はヒロシ君なりに精一杯心配してくれていたんだ。」
これがこの話の中で描けていれば、多少のずれ位は許せませんか?
私も「終わりよければ全てよし」ってのは好きじゃありませんが、
少なくとも今回の話ではそんな酷評するようなところはありません。
強いて言えば、「前半の回想シーンは意味がない」程度でしょうか。

今回のタカちゃんは、あえぐヒロシ君とちょうど反対のところで
話の骨組みを作り上げる重要な役回りでしたし。
(優子の立場を理解し、しっかりとサポートする役)

> マクロ的と言われると、何か肝心の「魂」「愛情」が抜けているよう、と前回
>書いた通りです。

「魂」「愛情」と言われても、あまりにも漠然としすぎています。
そこまで行くと、マクロを越えてミクロに回帰してしまいますよ。
私の言いたいマクロとは、ストーリーの展開レベルです。

> 否定的な意見が問題なら、裏表で手加減することになるので、私にはちょっと
>書かないこと、くらいしか(^_^;)

別に否定的意見を書くなとは言っていません。
ただ、全体からすれば些細なことでも否定的に見るのはどうかと。
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Y○Gについても、あそこは技術を学ぶところであって
演出をするところではありません。
(そういうコースもあるんでしょうが、
 結局はその人のセンスの問題ですし)
ましてや製作に密接に関わっている訳でもなさそうだし
(少なくとも普通のスポンサーはモノを出したりする程度。
 たまにそれが原因で話が変わってしまう場合もあるけど。)
スポンサーに付いた事は演出とは関係ないのでは?

結局のところ、作品を真っ直ぐに見ることが出来ていないのではないでしょうか。
完璧を要求し、完璧でなければ批判する。
勝手な理想を描き、理想通りに事が運ばないと批判する。
そのためにちょっとヒネた見方をする。
それが癖になり、常に勘ぐりつつ見ているのでは?

もっと肩の力を抜いて、あるがままを受け入れるように見ましょうよ。
変に考えず、優子の立場から見ましょうよ。

							みやちゃん

PS  SVデッキの具合、なんとなく見えてきた。
  どうやらエージング不足に加え、PRO 級のテープでなければ画面が粗いらしい。
  試しに FUJI S-VHS PRO(DC PRO の新モデル)を使ってみたらぐっと良くなった。

PS2 こんなに特定のシーンを繰り返し見たのは超久しぶり。
  Vに落としてから回すべきだった(ォ