#210 Article 15019 Posted at 2000/12/02 06:55:20 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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4月のテレビアニメ。

『オバケのQ太郎(新)』(1985/4/1~テレ朝)シンエイ動画
 3度目のアニメ化。
 Q太郎役の声優の天地総子は「Qちゃんはオバケなので、どうやったらオバ
ケらしくできるか…で苦労しました。世話好きだけど何をやっても失敗に終わ
ることが多いQちゃんがとてもかわいいな。わたしの分身だと思っています。
お人よしだけど、P子やO次郎には威厳を保っているところがオカシイ。」と
述べている。

『おねがい!サミアどん』(1985/4/2~NHK)東京ムービー新社
 イギリスのE・ネスピットの児童文学『砂の妖精』が原作だが、アニメ版は
オリジナル要素が大幅に加えられた。例えば、原作ではサミアードと呼ばれる
砂の妖精が、サミアどんという日本昔話風の名前になって、キャラデザインの
芝山努は原作通りに描写するとグロテスクになるはずのサミアどんを愛らしく
面白いキャラに仕上げた。演出面では芝山努、小林治らベテランのもと、本郷
満、望月智充、片渕須直ら当時の若手が腕をふるった。

『プロゴルファー猿(シリーズ)』(1985/4/2~テレ朝)シンエイ動画
 藤子不二雄が'74年から「少年サンデー」に連載したゴルフ漫画のアニメ化。
藤子アニメ唯一の連続ドラマで『藤子不二雄ワイド』の枠内で放映された。
 原作の藤子不二雄は「小学生にゴルフがわかるだろうかと、出発するときは
心配したのである。ぼくらはスポーツまんがはおよそ描いたことがなかったが、
ゴルフは好きでよく知ってもいたので描いた。ゴルフを扱ったが、流行のいわ
ゆる『スポ根』まんがとは反対で、自然とか野性に力点をおいた。ゴルフは人
工的なものと思われているが、自然の中で自由にのびのびとするのが本道で、
このまんがは、現在のゴルフとは無関係である。コースもとてもヘンチクリン
で、道具だって手作りだ。主人公は原始的な少年で、いいクラブを作るために
山奥に木の根を求めに行くようなこともする。そうして、のんきで野放図にふ
るまいながら勝ったりする。そういった自然のふんい気への憧憬を少年読者は
もっているのだと、ぼくらは痛感した。心配は大きな反響で打ち消された。」
と述べている。

『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』(1985/4/6~フジ)竜の子プロ
 赤石路代が「ちゃお」に連載した少女漫画のアニメ化。第2次世界大戦下の
ヨーロッパを舞台に、記憶を失った少女ジュディが両親を探して旅をする物語
でタツノコ初の本格少女アニメ。オープニング作画に湖川友謙、キャラクター
デザインに高田明美、音楽に久石譲ら豪華なスタッフが結集したが、全20話で
終了。最終回では原作者自ら「続きは本誌で…」とフォローした。

『へーい!ブンブー』(1985/4/8~NHK)日本アニメ
 ブンブーは、気が優しく、のんびり屋の自動車型の生き物。仲良しのケンと
一緒に、ブンブーのお母さんを求めて冒険の旅に出る。『スプーンおばさん』
に続くNHKの帯アニメ。
「♪ブンブー ブンブンブンブンブンブンブン ブンブー」
 橋本潮お姉さんが主題歌を歌った。

『六三四の剣』(1985/4/18~テレ東)エイケン
 村上もとかが'81年から「少年サンデー」に連載した剣道劇画のアニメ化。
村上は'77年、まだ一部のマニアしか注目していなかった時代にF1を題材に
した『赤いペガサス』を連載してヒットさせたが、本作も伝統を受け継ぐ武道
でありながら、ほとんどかえりみられずマイナーな存在だった剣道にスポット
を当てて見事に描いた。アニメは原作に忠実なストーリーだった。

 それぞれの作品は悪くないけど、アニメブームの反動かこれといった話題作
やヒット作は無かった感じです。
                        21世紀まで、あと30日    高木志郎アオ