#210 Article 15009 Posted at 2000/11/24 07:07:45 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]
Subject: 1985
1985年のテレビアニメ。
『小公女セーラ』(1985/1/6~フジ)日本アニメ
原作はイギリスのフランシス・ホジソン・バーネット女史によるもの。彼女
の作品は『小公子』『ひみつの花園』と多数出版、映像化されていて児童文学
で人気の高い作家の一人である。前作『牧場の少女カトリ』が日本では知名度
が低く、視聴率的に苦しんだことから、この有名作品の登場となった。
原画マンとしてこのシリーズに長く関わってきた才田俊次が、初めてキャラ
デザインを担当した。
セーラ役の声優の島本須美は「特に当時は、いじめが問題になっていたころ
で、テレビを見ている人が、何かを感じてくれればいいなと思いながら演じて
いました。」と語っている。
『は~いステップジュン』(1985/3/10~ABC)東映動画
大島やすいちが「少年マガジンSPECIAL」などに掲載した漫画のアニメ化。
シリーズディレクターは少女もので定評の設楽博、シリーズディレクター補は
佐藤順一、キャラデザインは小松原一男で、『メモル』スタッフが中心に制作
した。が、内容は『メモル』とは全く違う現代的な作品。メカに関しては天才
的な少女ジュンと不良少年ゼロの凸凹ラブコメだったが、26話で路線変更し、
突然ゼロが英国に留学、以後ロボットの吉之介、雪之嬢らが活躍するコメディ
となった。
『三国志(新)』(1985/3/20NTV)シンエイ動画
『水曜ロードショー』で放映されたスペシャル。横山光輝原作今沢哲男監督で
原画に本橋秀之が参加し、『ゴッドマーズ』のトリオが復活。長編の原作の中
から、人間ドラマが盛り上がりアクションシーンもふんだんに登場する“赤壁
の戦い”をとりあげて、理想に燃えて戦う若者たちのドラマをダイナミックに
描いた。
『タッチ』(1985/3/24~フジ)東宝、グループタック
あだち充が'81年から「少年サンデー」に連載していた青春ラブコメ漫画の
アニメ化。『ナイン』のような話を週刊誌のペースでやれば形も変わるだろう
というのが『タッチ』の発想で、あだち充は、オリジナル作品の週刊誌連載は
初体験だった。原作単行本は全26巻で5千万冊以上売りつくした。
杉井ギサブロー総監督ら、テレビスペシャル・映画『ナイン』のスタッフが
中心となって制作した。また、『みゆき』の各話演出を手がけたときたひろこ
がシリーズ監督になった。
『ステップジュン』は少年漫画に出てくる少女をヒロインとした少女アニメと
でもいうべき作品で、原作の味を生かせれば、新しいジャンルとなる可能性も
あったと思うのですが、東映動画のスタッフは結局ほのぼの少女アニメにして
中途半端な感じになってしまい、残念でした。
21世紀まで、あと38日 高木志郎アオ