#210 Article 14982 Posted at 2000/11/09 06:48:24 by 匿名希望アオ (MAP3887) [OVA]
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アダルトアニメは、テレビでは小島功原作『仙人部落』(1963)、劇場版映画
では虫プロの『千夜一夜物語』(1969)などがありましたが、当時はテレビ漫画
や漫画映画は子どものものという意識が強く、定着しませんでした。
テレビアニメ誕生から約20年を経たビデオ時代となって、ようやくアダルト
アニメが日の目を見ることになります。日本初のOVA『ダロスII』の発売の
2ヶ月後、日本初のアダルトOVAが登場しました。
『ロリータアニメI 雪の紅化粧/少女薔薇刑』(1984/2/21)ワンダーキッズ
中島史雄原作の劇画のアニメ化。中島史雄は真崎守門下で1978年に起こった
三流劇画(エロ劇画)ブームの時「漫画エロジェニカ」に執筆して、アダルト
劇画の世界では人気が高かった。
アニメも劇画色の濃い作品となり、ストーリーも暗くキャラクターも劇画調
で、一部のアダルト劇画ファンの関心はつかんだものの、肝心のアニメファン
層には拒絶反応が出てたようで、あまり評判にはならなかった。中島原作から
初期の陰湿な作品を起用したのが失敗だったが、これをステップとして結果的
に現在の状況を作り出したわけで、単純に失敗作とはいえない。
『ロリータアニメII 何日子の死んでもいい!/いけにえの祭壇』(1984/5/1)
アダルトアニメの先駆者としてのワンダーキッズの尽力がうかがえる作品。
前作の暗かったという欠点を補うべく、犯罪的な部分の少ない、多少明るめの
中島史雄原作をアニメ化した。しかし15分ずつ2作を収録した点と劇画タッチ
はそのままだった。
『ロリータアニメIII 仔猫ちゃんのいる店』(1984/7/21)
ワンダーキッズが前2作をふまえた上で新たに製作した作品。中島史雄原作
だが、明るく罪の無い内容に加え、アニメでは主人公MIUのキャラクターを
グッと変えた。そのいかにもアニメ調の絵柄がウケて、ヒット作となった。
『ロリータアニメIV 変奏曲』(1984/12/20)
『いけにえの祭壇』の続編といえる作品。キャラクターをずっとなじみやすく
可愛く描き、陰湿な物語をアニメ調の絵柄で処理して両者の融合を図った。
第1作、第2作は劇画調で、とても'80年代のアニメと思えない作画でした
が、第3作『仔猫ちゃんのいる店』は、その後のアダルトアニメの方向を決定
づける作品となりました。
21世紀まで、あと53日