#210 Article 14901 Posted at 2000/09/23 06:27:19 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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10月の実写番組。
 フジテレビ日曜日午前9時の浦沢ものが登場しました。

『ロボット8ちゃん』(1981/10/4~フジ)東映
『がんばれ!!ロボコン』からの系譜を継ぐ作品として『ロボット110番』以来
4年ぶりに製作された石森章太郎原作によるロボットホームコメディ3作目。
前2作に漂っていた'70年代特有の“根性路線”とでもいうべき浪花節的要素
はおさえられ、'80年代の新しい児童層に対するアピールを持たせて、軽妙な
タッチのバラエティー的要素を含ませ、独特の世界を築いた。
 日曜の朝、何をやっても視聴率のとれなかった時間帯で、第1話の視聴率は
2.8%だったが年間を通して上昇を続けて、ついに10%を超え、質の高い番組
である裏付けとなった。
 日曜朝9時のフジテレビは以後、横山千草おNei様が手がけた『蒼き伝説
シュート』(1993)でアニメ路線が始まるまで、ファミリー向け特撮コメディの
シリーズが続くことになる。企画・脚本に『カリキュラマシーン』等のギャグ
作家を経て『ルパン三世(新)』で脚本家としてデビューした浦沢義雄が参加
し、同時間帯で『有言実行三姉妹シュシュトリアン』まで14作品が作られる。
斎藤晴彦の怪演が光った名脇役バラバラマンも、浦沢の創造したキャラクター
だという。
 早稲田大学第一文学部の関弘美は稲門シナリオ研究会OBの大和屋竺に自作
の映画用シナリオを持参したのがきっかけで、東映の植田泰治プロデューサー
を紹介され、本作の脚本を手がけた。
 物語は、突然空から落ちてきて、春野家に居候することになったロボットの
8ちゃんが、騒動を起こすという一見お定まりの展開だが、記憶喪失で正体の
わからない主人公、執拗に8ちゃんを狙うロボット管理庁の役人バラバラマン
など、画期的な基本設定がシリーズの原動力となった。
 ロボット研究所の青井博士役で団次郎が登場、春野かすみ役の榊原るみとの
共演が話題となった。
 植田泰治は「『ロボット8ちゃん』以降の作品は、日曜朝のフジ系なので、
バラエティー番組のコンセプトで作りました。新しい子供番組のジャンルを開
発しましたね。」と語っている。

『翔んだパープリン』(1981/10/16~フジ)
 翔んだシリーズ第3弾。
 宝徳学園高校に赴任した新任の英語教師・小野妹子(服部まこ)は、抜群の
プロポーションと美貌の持ち主だった…。

 フジテレビでは同月『オレたちひょうきん族』がレギュラー番組となったり
して娯楽に徹した番組が多く作られました。とはいえ、日曜9時の浦沢も最初
の『ロボット8ちゃん』ではそれほど不条理ではありませんでした。
                        21世紀まで、あと100日   高木志郎アオ

 20世紀も残り百日となってしまいました。やり残したことがいっぱいある気
がするんだけど、どこから手をつけたらいいものやら…。なんて言ってる間に
21世紀になっちゃうんだろうなぁ。