#210 Article 14871 Posted at 2000/08/13 07:01:38 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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テレビアニメのリバイバル。

『怪物くん(新)』(1980/9/2~テレ朝)シンエイ動画
 シンエイ動画は『ドラえもん(新)』のヒットで、12年前にモノクロで製作
された藤子アニメをカラーでリメイクした。
 原作の藤子不二雄は「今回『怪物くん』が再びテレビ画面に登場しますが、
根本的なことは以前とまったく変わりません。しかし、以前にくらべて生活の
テンポが早くなった現在、作品もそれに従ってスピーディーな展開が必要とな
ります。また、風俗的なことがらも、手なおししなければなりません。新しい
スタッフで新しいフィルムを作ってくれるのです。つまり、この『怪物くん』
は“ゼロからの出発”なのです」と述べている。

『鉄腕アトム(新)』(1980/10/1~NTV)手塚プロ
 日本初の30分テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』が装いも新たにカラーと
なって登場した。
 原作の手塚治虫は「内容的には悪くなったんです。前のアトムのアニメの時
代からみると内容に夢がなくなりましてね。これは産業ロボット時代のおかげ
です(笑)。産業ロボットというのは、SFの言葉でオートマトンといい、ア
トムのような人間型ロボットをアンドロイドといっているわけですが、産業用
とか工業用ロボットはもともと単純なコンピューター機械で理性がないんです。
情報のインプットはあっても、まったく知性がない。つまりガンダムがそうな
んです。人を乗せてボタンを押すと、巨大ロボットが動きだして何か仕事をす
る。仕事といったって叩きつぶすだけなんですけどね。だから、ロボット装置
を使った機械をロボットというなら、ロボットの概念はかなりあいまいなもの
になってしまう。そういうことで本来のアトムという存在が今の子どもたちや
若い人たちのロボットのイメージから離れちゃったわけです。」と語った。

『鉄人28号(新)』(1980/10/3~NTV)東京ムービー新社
 テレビアニメにおけるアンドロイドロボットの草分けが『アトム』とすれば
巨大ロボットの第1号がこの『鉄人28号』であり、奇しくも同時期リバイバル
された。現代風にアレンジされ、ぐっとスマートになった。
 原作の横山光輝は「なにしろ、あれを発表したのは昭和31年ですから、もう
ふたむかし以上もたってるわけですね。当然、変えなきゃならないものもある。
鉄人のデザインやキャラクターなどは、こちらから手直ししてくれとたのんだ
んです。ストーリーもあのままでは現代っ子に受けいれられないでしょうしね。」
と述べている。

『あしたのジョー2』(1980/10/13~NTV)東京ムービー新社
 同年3月に前作テレビシリーズを再編集した劇場版映画がヒットして、続編
としてテレビ『ジョー2』の製作が決定された。同映画のラスト・力石徹の死
以降の物語である。メインスタッフとして演出の出崎統、作画監督の杉野昭夫
ら旧虫プロの『ジョー』の主力陣が参加した。

 リバイバルブームで、過去の作品がリメイクされました。
 昔見た世代を懐かしがらせて視聴率を上げる意図もあったと思いますけど、
“ネタ切れ”という感じもしました。
                        21世紀まで、あと141日   高木志郎アオ