#210 Article 14856 Posted at 2000/08/04 06:31:10 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

Subject: Re: Re: Re: 1980 /14854 /14851 /14848

実写作品。

『電子戦隊デンジマン』(1980/2/3~テレ朝)東映
“スーパー戦隊シリーズ”の特徴であるゴーグルタイプのマスクを最初に使用
した作品。
 前作のバトルフィーバーロボはバトルシャークへの格納のみで、合体・変形
しなかったため今一つパッとしなかったため、ダイデンジンはレオパルドンと
バトルフィーバーロボの両方の特性をあわせもち、ロボが戦闘機に変形した上
で巨大戦艦に格納される設定しなり、後のシリーズの先鞭をつけ、ポピーから
発売された玩具も人気があった。
 宇宙SF的要素を導入し、シリーズをスケールアップさせた。また『デンジ
マン』で創造されたパターンや諸要素の中には、“宇宙刑事シリーズ”に受け
継がれたものも多く、“スーパー戦隊”だけでなく、その後の東映ヒーローの
指針となった。

『ウルトラマン80』(1980/4/2~TBS)円谷プロ
 5年ぶりの実写ウルトラマン。ヒットしたテレビドラマ『熱中時代』(1978)
の影響で、主人公に中学教師という設定を持たせヒューマニズム重視の展開が
意図され、矢的猛(長谷川初範)は当初、先生と地球防衛隊UGMのメンバー
という2つの顔を持つユニークなウルトラマンとなった。
 企画書に「最近、小・中学生が友人を屋上から突き落としたり、幼稚園児を
絞殺したり、つまらない理由で自殺したりと悲しく陰惨な事件が多発していま
す。こんな状態で子供たちが成長していったのでは、日本は、世界は、いや地
球はまさに滅亡のときがやってくるのは明らかです。こんな暗いムードの子供
たちに一条の光を投げかけ、暖かい愛の手を差し伸べてやれるのは、ヒーロー
・ウルトラマンではないでしょうか。私たちはいま、ウルトラマンという作品
をマスメディアのテレビ電波を通して世の子供たちにぶつけ、『生命の尊さ』
『愛の美しさ』『勇気の誇らしさ』を啓蒙し、『ウルトラ文化』と呼ばれる子
供文化をつくり上げていきたいのです。私たちの精神を子供たちに伝える手段
として『ウルトラマン=先生』というドラマ設定にしました。子供たちを正し
い人間に育てたいという確固たる教育方針をもち、一生懸命をモットーとする
中学校の先生、一年D組担任であり、地球防衛軍U・G・M隊の隊員でもある
主人公(矢的猛)がラストではウルトラマンに変身して、様々な悪の化身怪獣
に立ち向かうのです。」とある。
 だが、作劇上、難しかったようで、この先生の設定は第13話以降使われなく
なった。
 後に、女性ウルトラ戦士のユリアンが登場したが、たった2回しか変身して
くれなかった。

『ぼくら野球探偵団』(1980/4/22~TX12)円谷プロ
 円谷プロが“特撮野球アクションシリーズ”として製作した異色作。
 星空天馬(堤大二郎)をリーダーとする少年野球チーム「ワンパクズ」は、
探偵団として怪盗赤マントに立ち向かう。江戸川乱歩の『少年探偵団』に近い
が、多奈加監督(ガッツ石松)と荒名警部(宍戸錠)の掛け合い漫才や、野球
という味付けで独特のイメージの作品となった。

『デンジマン』のデザインは今見てもカッコイイと思います。
 それに比べ、口をへの字に曲げた『ウルトラマン80』はカッコ悪いよ~。
                        21世紀まで、あと150日   高木志郎アオ