#210 Article 14820 Posted at 2000/07/16 07:13:22 by 高木志郎アオ (MAP3887) [MOVIE]
Subject: Re: Re: Re: 1979 /14819 /14818 /14816
春休みの劇場映画。
『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』(1979/3/17)
『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』(併映)
「ファンタスティックTVコレクション」(朝日ソノラマ、1978)などの雑誌
媒体や再放送により“ウルトラ”ブームが再燃した。そこで実相寺作品5本を
再編集、人気怪獣のベスト3=バルタン星人、ゴモラ、レッドキングをゲスト
出演させたオムニバス風な作品『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』が作られ
た。
『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』は、1974年に円谷プロがタイと合作した劇場
映画『白猿ハヌマーンVSウルトラ兄弟』を日本向けに台詞、音楽を新録音、
再編集して公開したものである。ハヌマーンとは、叙事詩ラーマーヤナの主要
な登場人物で、ヒンドゥー教における神猿である。
『春休み 東映まんがまつり』(1979/3/17)
『龍の子太郎』
『キャプテンフューチャー』
『SF西遊記スタージンガー』
『闘将ダイモス』
松谷みよ子の長編童話を原作にした『龍の子太郎』は国際児童年協賛作品で
劇映画の名作『キューポラのある町』の浦山桐郎が監督し、その作家性が浸透
した作品づくりが行われ、東映動画の久しぶりの快作となった。
企画の山口康男は「どうせやるなら東映動画22年の総決算ともいえる作品に
したいと意欲をもって取り組んでいます。そのため、アニメ特有の閉鎖性を打
破して、すぐれた人材を広く求め、まず最初にお願いしたのが浦山桐郎監督で
した。浦山監督の作業の進め方は脚本・構成から絵コンテを切り、演出意図を
スタッフに伝えるため、作画・美術の打ち合わせにまで出ます。それから、イ
ンターバルがありまして、その間の原動画からラッシュの上りまでをアニメ演
出(葛西治氏)が担当し、ラッシュ編集から初号までの作業を浦山監督がなさ
います。いままで、アニメ演出家以外の方で、そこまでバッチリやった例はな
かったと思います。当初、監督の注文がなかなかストレートに伝わらず、ギク
シャクはしましたが、これは、すぐれた監督の意図を生かすための生みの苦し
みのひとつなのです。」と述べている。
作画監督の小田部羊一と作画監督補佐の奥山玲子は「久しぶりに力の入った
作品です。私たちは一度、東映動画をやめて、久しぶりに動画スタジオに戻り、
仕事をしているわけですが、今度の作品に入ってみて非常に強く感じたことが
あります。こういっちゃなんですが、ここしばらく東映動画の、特に社内スタ
ッフは沈滞した空気が強かったわけですが、しかし、本当は力はあるんです。
(中略)東映動画が長編をつくる意義は、ほかでは絶対につくれないもの、そ
して、ほかには絶対にない部分が動画スタジオには残っているんです。今度の
作品では、これがピタリと来ているんです。浦山さんという方は、器用さを要
求なさらない方なんです。無器用で手ぎわが悪いということでさんざんバカに
されてきた社内スタッフが奮起すれば、世間を瞠目させるようなものができる
可能性がありますね。」と述べている。
『アルプスの少女ハイジ』(1979/3/17)瑞鷹エンタープライズ
'74年放映された『アルプスの少女ハイジ』の劇場用総集編。
製作の高橋茂人は「今回、昭和49年にフジテレビで放映してから4年たって、
これを劇場用映画にするということになったんですが、ファンの方々がまだま
だ『ハイジ』を忘れないでいてくれたことを私はたいへんうれしく思っていま
す。劇場用は1時間47分の中に原作の言いたいところだけをすべて入れたつも
りです。新しい感動をこの映画から受けていただければ、私としてはなにもい
うことはありません。」と語っている。
『くるみ割り人形』(1979/3/17)サンリオフィルム、中村武雄監督
児童文学者ホフマンの小説『くるみ割り人形とネズミの王様』とチャイコフ
スキーの名曲をもとにした人形アニメーション映画。5年の歳月、7億円もの
大金をかけた画期的な作品。
国際児童年ということで、小田部羊一の名作キャラ・龍の子太郎とハイジが
対決してるのが興味深いですね。
#234ボードを見ても全然書き込みがありませんが、小田部監修の劇場版映画
『結晶塔の帝王ENTEI』はとりあえず見なくてもいいかな?1年くらいしたら
テレビ東京で放映するだろうし…。
21世紀まで、あと169日 高木志郎アオ