#210 Article 14795 Posted at 2000/06/28 07:00:34 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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'78年4月の日本アニメーション作品。

「西暦2008年7月、人類は絶滅の危機に直面していた。核兵器をはるかに超え
る超磁力兵器によって、世界の半分を一瞬にして消滅させてしまった。地球は
大地殻変動に襲われ、地軸はねじ曲がり、5つの大陸はことごとく引き裂かれ、
海に沈んでいまった。」
『未来少年コナン』(1978/4/4~NHK)日本アニメ
 NHK放送世論調査所が調査した「国民生活時間調査」のデータを参考に、
4月番組改編期に14年ぶりの大幅編成替えを行ない、夜7時半台をファミリー
アワーと設定。NHK初の国産シリーズアニメを放映することになった。
 原作はアメリカ児童文学者アレクサンダー・ケイの『残された人々』。SF
アニメが採用されたのは、『スター・ウォーズ』などによるSFブームが意識
されていたようだ。
 宮崎駿は「原作の大幅な改訂を前提に、演出を担当したので、物語の荒組み
を私が行ない、可能な限り細部にわたるプロットを書き、ライターと打ち合わ
せた。その時点で最良と考えたプロットが、シナリオとして客観化されて、初
めて弱点だらけと気付く連続で、シナリオが自分の構想そのものであっても、
絵コンテ作業に入れない状態に直面した。演出の業務として、週単位にシナリ
オと絵コンテの発注をするのだが、結果的にプロットもたたき台、上がったシ
ナリオもたたき台、ましてや絵コンテは当然たたき台というはめにおちいり、
しかも、当初の構想をはずれて、物語が展開し始め、書き下ろしの絵コンテで
進めるはめになった。スケジュールは遅延し、スタッフと会社に甚大な迷惑を
かけてしまった。勘と気分で仕事を進める私の弱点が、すべての原因である。
しかし、たたき台は他人が作ろうが、自分のものであろうが絶対に必要で、少
しもこうではないと否定する思考の過程から、進むべき方向が見えてくること
が多いのである。(中略)頼りになるのは論理ではなく、勘である。なお、高
畑氏の名誉のためにふれるが、『コナン』で彼が切ってくれた5本の絵コンテ
は、完成度が高く、よれよれになっていた私には、干天の慈雨ともいうべき救
援だった。」と書いている。
「♪こころがこんなに ふるえるのはなぜ 両手が空へ のびていくのはなぜ」
 作曲の池辺晋一郎は「どんなに科学が進歩しても、人間に未来を予知できる
能力は備わらないでしょう。でも、そのために目を輝かせたり、おののいたり
してきたささやかな力―予感なら、私たちも持っています。この小さな力が、
人間に美や愛や神を考えさせたのでしょう。未来戦争や地球壊滅をではなく、
未来にもこのアニメーションの主人公コナンやラナのようなすてきな子どもの
いることを予感しつつ、これらの曲を作ったのです。」という。

『一球さん』(1978/4/10~フジ)日本アニメ
 水島新司が「少年サンデー」に連載した野球漫画のアニメ化。
 名門・巨人学園野球部に、野球には全くド素人の真田一球が入部。型破りな
プレーを繰り返しながら、徐々に自分の野球を体得していく一球を通し、野球
の楽しさが描かれる。
 シンエイ動画が制作を担当。楠部の“針のムシロ”は続く…。

 で、『タイガアドベンチャー』って、結局どの辺りが『未来少年コナン2』
だったのでしょうか? 
                        21世紀まで、あと187日   高木志郎アオ