#210 Article 14792 Posted at 2000/06/25 07:33:27 by 高木志郎アオ (MAP3887) [MOVIE]
Subject: Re:*4 1978 /14791 ... /14789 /14787
'78年春休み。
『親子ねずみの不思議な旅』(1978/3/11)サンリオ
『チリンの鈴』(同時上映)サンリオ
サンリオでは1974年にハローキティやパティ&ジミーがデビュー。'75年に
リトルツインスターズ、マイメロディとキャラクターグッズの品目が充実し、
'76年からサンリオの収益は倍々に増えていった。こうしてサンリオはキャラ
クター商品で知られるようになる一方、1975年にミュージカルアニメ『小さな
ジャンボ』を製作、以後、良心的なメルヘンアニメを世に送り出す。
サンリオフィルムのプロデューサーの富岡厚司は「『親子ねずみの不思議な
旅』は全国で90万人を動員し、まあまあ成功であった。(100万人を越してほ
しいとは思っていたが)『ディズニー以来』との評価と信頼をお客さまからい
ただいています。4年の歳月と7億円の製作費をかけていまして、とても日本
だけでは採算はとれませんからね。海外では、ほぼ全米で公開しています。同
時上映の国産アニメ『チリンの鈴』(やなせたかし原作)もシンプルな味をだ
し、たいへん好評だったようです。」と述べている。
『春休み東宝チャンピオンまつり』(1978/3/18)
『地球防衛軍』(リバイバル)
『ルパン三世』
『新巨人の星』
『家なき子』
『まんが日本昔ばなし かぐや姫』
このプログラムで“東宝チャンピオンまつり”の歴史は終わった。
『春休み 東映まんがまつり』(1978/3/18)
『世界名作童話おやゆび姫』
『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』
『惑星ロボ ダンガードA 宇宙大海戦』
『キャンディ・キャンディ春の呼び声』
『一休さんとやんちゃ姫』
アンデルセン童話のアニメ化『おやゆび姫』では手塚治虫がキャラデザイン
を担当、それを生かすために手塚の推薦で中村和子が作画監督となった。
中村は「私は、東映動画出なのですが虫プロで長いこと手塚先生の絵柄にな
じんでいたということで推せんされたのだと思います。とまあ、十数年ぶりで
里帰りをしたようなあんばいだったわけですが、久しぶりにスタジオにまいり
ましたときは、なつかしいような、こわいような気持ちでした。当初、私は原
画の一部を描くつもりでまいったのですが、結局、作画監督ということになっ
てしまいました。しかし、仕事そのものは、長年やってきたことの延長でした
ので、べつに苦労はございませんでした。(中略)そんなわけで、古巣という
より、アニメーターにとっては東映動画大学ともいうべき動画スタジオで、卒
業生の一人として何がしかのお役に立てたことをうれしく思っています。」と
述べている。
チャンピオンまつりの終焉、サンリオ映画の登場と劇場アニメの世界も変化
してきました。
21世紀まで、あと190日 高木志郎アオ