#210 Article 14783 Posted at 2000/06/18 06:47:28 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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'77年末のアニメ。

『まんが偉人物語』(1977/11/18~MBS)グループ・タック
 グループ・タック文芸部記に「これは、エピソード担当演出家は、ストーリ
ーを与えられるのではなく、それぞれに人物を与えられ、その人物の偉人たる
ゆえんを、自分の目で調べ考え、まんが化したキャラクターを描出せねばなら
ない。ストーリーがあると言えば、偉人とされるその人物の全人生である。そ
のどの部分、人物のどの側面をピックアップするか、演出家が解かねばならぬ
問題は大きい。なぞるべき筋も人物像もないとき、演出家が案出しまとめ上げ
ねばならぬイメージ量の多さは大変な重圧となる。従って、今までイメージさ
れたこともないユニークな形で、ニュートンが、マゼランが、また紫式部が描
き出されている。」とある。
 音響ディレクターの田代敦巳は「どんな人が偉大な人か、みんなで考えてみ
てください。でも、野の花を踏まなかった人も、すばらしい人です。」と述べ
ている。

『女王陛下のプティアンジェ』(1977/12/13~ABC)日本アニメ
 日本アニメ製作、葦プロ制作協力による少女アニメ。
 脚本構成は山本優。山本は『ど根性ガエル』で脚本家デビュー、『勇者ライ
ディーン』『コン・バトラーV』『マシーンブラスター』など数多くの作品に
参加していた。のちに国際映画社と専属契約を結んで、J9三部作や『ななこ
SOS』などの構成を手掛けることになる。
 少女アニメでは異色の探偵もので、華やかなビクトリア女王時代のイギリス
が舞台。いわば“少女版シャーロック・ホームズ”だが、少女向けなので複雑
なトリックは登場せず、とにかく「アンジェにおまかせ」だった。
 放映当時は、あまり視聴率は稼げなかったが、一部に根強いファンがあって
吾妻ひでおのパロディによってメジャーとなり、マニアは水玉模様のスカート
のアンジェ人形を求めて玩具店を巡り歩いたといわれる。

『野球狂の詩』(1977/12/23~フジ)日本アニメ
 水島新司原作『野球狂の詩』のアニメ化。
 作曲の渡辺宙明は「日本アニメの二度目の作品です。私がやりたかったもの
にかなり近いもので、私のもっているものを充分に出せたと思います。A面は
適当な詩がなかったため、スキャットにしました。成功したと思います。B面
は原作者の水島さんの詩です。勇気の気持ちを考えながら作曲しました。録音
してから、水島さんからぜひ会いたいということでお会いしました。気に入っ
てくださって、毎日聞いているといわれうれしかった。」と語る。
 歌手の堀江美都子は「この曲は、本当に苦労してレコーディングしたひとつ
でしょう。私が思っていたイメージとはちがっていたのですが…。ひとりの女
性のよわよわしさの中の力強さのようなものをうたったのが、かえってよかっ
たみたいです。原作者の水島先生に「イメージ通り」とおほめの言葉をいただ
き、ご自宅まであいさつにおうかがいしました。歌い手として、うたいたかっ
た曲ですね。」という。

『スナッグル博士の冒険』(1977/12~NHK)オランダ

『それ行けワン・ニャン』(1977/12~TX12)

 アンジェって毎週30分で事件を解決したから、金田一やコナンよりも優秀な
探偵だったんですね~(笑)。
『野球狂の詩』は夜8時から1時間のスペシャル番組として放映され、好評で
翌'78年春から月1回のシリーズとなって、秋から毎週の放送になりました。
毎週1時間のアニメを制作してたってのは、すごいと思います。
                        21世紀まで、あと197日   高木志郎アオ