#210 Article 14685 Posted at 2000/04/27 06:32:24 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]
Subject: Re:*12 1972 /14643 ..... /14620 /14619
時代劇まで話を広げると収拾がつかなくなりそうなので、端折る気だったの
ですが、15日のアイアンジャイアントOFFで、後でJ9の話をするなら『必殺』
にも触れないと…と言われたので。
「はらせぬ恨みをはらし、許せぬ人でなしを消す。いずれも人知れず、仕掛け
て仕損じ無し。人呼んで仕掛人。ただしこの稼業、江戸職業づくしにはのって
いない。」
『必殺仕掛人』(1972/9/2~ABC)松竹
池波正太郎原作「仕掛人梅安」シリーズのテレビ化。藤枝梅安(緒形拳)、
西村左内(林与一)、音羽屋半右衛門(山村聰)、おくら(中村玉緒)、おぎ
ん(野川由美子)、岬の千蔵(津坂匡章、現在の秋野太作)、櫓の万吉(太田
博之)は法で裁けぬ悪を消す掟にいきる殺し屋の組織を形成している。
殺す人間は“世のため、人のためにならない”奴に限られ、どんなに人道的
に心が動かされようとも金を貰っての“仕事”としてしか人は殺さない。その
殺し方も、決して後に証拠を残さないプロの仕事である。背徳性により時代劇
に新風を巻き起こした。この“殺しのルール”はその後の『必殺』シリーズに
継承される。
西村左内は、池波の原作「仕掛人梅安」ものには登場しないが、短編小悦の
「殺しの掟」の中に音羽屋半右衛門に殺しを頼まれる同名の浪人がいるなど、
キャラの名前の付け方にもこだわりが見える。
深作欣二、三隅研次らが演出し、特に第1、2話の深作はキレの良い演出と
陰影を含んだ仕掛人像を作り出しシリーズの骨子を作った。
高木志郎アオ