#210 Article 14549 Posted at 2000/02/24 06:52:28 by 高木志郎アオ (MAP3887) [TV]

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1967年になってアニメの本数も種類もどんどん増えていった。

『悟空の大冒険』(1967/1/7~フジ)虫プロ
 原作は手塚治虫『ぼくの孫悟空』だが、キャラクターは手塚キャラとは違う
杉井儀三郎が作ったもので、出崎統ら若いスタッフはギャグの連発で見せたり
当時としてはかなり実験的な試みを行なった。しかし、そのハイブローすぎる
ギャグは視聴率低下の要因となり、最初『鉄腕アトム』の後番組ということで
好調だった視聴率が『黄金バット』に抜かれてしまって、放送予定本数52本を
まっとうできず39話で打ち切られた。

『黄金バット』(1967/4/1~YTV)第一動画
 元々『黄金バット』は戦前の紙芝居のヒーローで、戦後、永松健夫によって
雑誌に連載され人気を博したが、俗悪漫画の代表と考えられた時期もあった。
特定の原作者がおらず、アニメ化する時は加太こうじをはじめ全国の紙芝居屋
を集めて描いてもらったという。

『かみなり坊やピッカリ・ビー』(1967/4/1~MBS)放映動画制作
 ムロタニ・ツネ象原作のギャグアニメ。

『リボンの騎士』(1967/4/2~フジ)虫プロ
 宝塚市出身の手塚治虫は宝塚歌劇のファンで、男装の麗人を漫画に使おうと
思い立ち、サファイヤが生まれたという。原作漫画は'53年の「少女クラブ」
からはじまり、2度リメイクされ'68年の「なかよし」で終了した。アニメの
ストーリーは主に2度目のシリーズによる。アニメ化の前に穴見(中村)和子
らスタッフは参考のために宝塚を見に行ったそうで、『リボンの騎士』には、
登場人物が歌ったり踊ったりするミュージカルのようなシーンが多い。

『マッハGoGoGo』(1967/4/2~フジ)竜の子プロ
 竜の子プロ第2作で、製作体制にも安定感が出た。原作者吉田竜夫のタッチ
を活かした劇画調のリアルなキャラクターと無国籍アクションの雰囲気を具現
化した。A→オートジャッキ、B→ベルトタイヤ等の7つの特殊能力を秘めた
マッハ号のメカが魅力的で、プラモデルで遊んでいてG→ギズモ号を紛失した
子どもも多かった。『SPEED RACER』として米国でもヒットした。

『パーマン』(1967/4/2~TBS)スタジオ・ゼロ、東京ムービー
 藤子不二雄原作の『オバQ』の後番組で、東京ムービーに加え鈴木伸一らの
スタジオ・ゼロが制作に参加、原作に近い絵柄となった。藤子作品に共通する
ホームドラマタッチの中に正義のヒーロー風アクションを上手く盛り込んだ。
 須羽みつ夫は、スーパーマンに適当に選ばれ、時速91キロで飛べるマント、
力を6600倍にするヘルメット、酸素ボンベにもなるバッジ型トランシーバー、
コピーロボットを与えられ、地球の悪と闘うパーマン1号に任命される。仲間
に2号のブービー、3号のパー子、4号のパーやん、5号のパー坊がいる。

『冒険ガボテン島』(1967/4/4~TBS)TCJ
 竜太とトマト、イガオ、キューリ、カボは遊園地の潜水艇に忍び込んだが、
潜水艇は漂流して無人島・ガボテン島へ流れ着いた。
「十五少年漂流記」にヒントを得た作品だが、内容は独自のもので、スタッフ
は自分たちの少年時代の経験をもとにアイデアを持ち寄り、それをマンガ的に
ふくらませたそうだ。

『キングコング』(1967/4/5~NET)東映動画、ヴィデオクラフト
『001/7親指トム』(同時放映)
 初の日米合作テレビアニメシリーズ。
 ボビー少年は恐竜に襲われたところをキングコングに助けられ親友になる。
 諜報部員のトムとジャックは“またまた悪事同盟”MADの陰謀と戦う。

『ジェットのロジャー』(1967/4~TBS)

『宇宙怪人ゴースト』(1967/4/7~NET)ハンナ・バーベラ
 ハンナ・バーベラのSFアクションアニメを代表するスペースオペラ。黒い
覆面に黄色いマントのヒーロー・ゴーストは、黒いアイマスクのアラン少年と
美少女ケイト、宇宙猿のピッキーをアシスタントに大宇宙で活躍する。

『マンガのくに』(1967/4~TX12)

 この辺のアニメはかなり記憶に残ってます。
 この時代になるとカラー作品も増えてくるので、再放送されたのを見たこと
のある人もいるんじゃないかな?
 でも、ウチのテレビはまだまだ白黒でした。
                        21世紀まで、あと312日   高木志郎アオ