#210 Article 14515 Posted at 2000/01/30 07:58:51 by 高木志郎アオ (MAP3887) [8MAN]

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『エイトマン』(1963/11/7~TBS)
 週刊少年マガジンに連載された『エイトマン』の原作は、SF誌「宇宙塵」
の同人平井和正がストーリーを、『まぼろし探偵』や『月光仮面』の桑田次郎
(現在の二郎)が漫画を担当した。
 アニメ化に際して、脚本には平井をはじめ彼の誘いで若きSF作家の卵たち
豊田有恒、半村良、辻真先、加納一郎らが参加し見応えのあるSFストーリー
が完成されている。原作漫画でも描かれているスーパーロボットであるがゆえ
の主人公・東八郎の悩みと孤独感の物語は、その後の平井和正のSF小説にも
つながるものがあり、アニメでも片鱗が伺える。
「♪エイトマン エイトマン ファイト ファイト ファイトファイトファイト エイト エイト エイトエイトエイト
 光る海 光る大空 光る大地 ゆこう 無限の地平線~」
 作曲家の萩原哲晶は当時、青島幸男と組んでヒット曲を作っていたが、ここ
では萩原のプロデュースで前田武彦が作詞した。萩原はのちに「当時のヒット
作『史上最大の作戦』『大脱走』のようなスケールの大きいマーチをアニメの
世界にとりいれ、少年の夢を広げようとの意図にマエタケがのり、仕上がった
作品を見てぼくは彼の才能に感激したものです。」と述べている。

 1965年アニメ終了後も原作漫画は続いていたが、桑田次郎が拳銃不法所持で
逮捕され、連載を残念な形でストップされた。闇の中に消えた『エイトマン』
の幻影に悩みながら、平井和正は『幻魔大戦』や『ウルフガイ』という傑作を
生み出すことになる。
 1976年『エイトマン』主題歌を歌った克美しげる事件が起きた。当時、売れ
なくなっていた克美しげるはレコーディングの話が持ち上がり同居中の愛人が
再起の障害になると思って殺害した。この事件のため、しばらくオリジナルの
主題歌は聞けなくなり、たいらいさおがカバーバージョンを歌ったりした。

 エイトマンは警視庁捜査一課の8番目の刑事でしたが、何かと警察の厄介に
なってますね~。
 OPに新幹線を追い抜くエイトマンの姿が描かれていますが、東海道新幹線
の開通は翌1964年で、まさに夢の超特急でした。『超特急ヒカリアン』で0系
は、こだじいだけど…。
 エイトマンといえば丸美屋のふりかけです。放映当時は「のりたま」などの
中にエイトマンシールが入ってました。丸美屋は今も「デジモンふりかけ」で
相変わらずキャラクター商法を展開してます。ライバル「ポケモンふりかけ」
の永谷園は、その頃は安藤広重の東海道五十三次だったっけ。

                        21世紀まで、あと337日   高木志郎アオ