#210 Article 14463 Posted at 2000/01/02 07:57:31 by 高木志郎アオ (MAP3887) []
Subject: Re: 20世紀 /14452
19世紀の末、フランスのリュミエール兄弟とアメリカのT・A・エジソンに
よって映画が発明された。
シネマトグラフに魅了された奇術師ジョルジュ・メリエスは、権利の譲渡を
リュミエールに申し込んだが断られ、やむをえずイギリスから映写装置を買い
取り、みずから映画を作り始めた。
メリエスは、オペラ座広場を撮影中、カメラの故障で撮影を数分間中断し、
あとでそのフィルムを現像してみると、バスが葬儀車に、道を横切る男が女に
パッと変身した。つまり偶然に変身の効果を生むストップモーション撮影法を
発見したという。彼は、マット画、ミニチュアなど、トリック映画のあらゆる
ことをやって多数の幻想的な作品を製作し、特撮の元祖といえる。
そして1902年8月、映画史上初のSF映画というべき『月世界旅行』を発表
した。ウェルズの『月世界最初の人間』とベルヌの『地球から月まで』を適当
に綴り合わせたもので、月が擬人化され、月の右目にロケットが突っ込んだり
するショットもあり、ユーモア味があった。
私はポンキッキーズか何かでこの映像を見たけど、センス・オブ・ワンダー
っていうか見てるだけで楽しくなってしまうような味わいがありますね。
これが今世紀の最初に作られたということは、20世紀ってものすごく面白い
時代だったんじゃないかという気がします。
21世紀まで、あと365日 高木志郎アオ