#21 Article 6784 Posted at 1997/05/04 03:53:33 by HIDE (MAP3950) [SWING.CD]

Subject: 「StarWing~いつか時の彼方に~」レコーディング・リポート

HIDEです。
 このボードにははじめて書き込みながら、長文にて失礼します。

 かねてより企画が進行していました、メイプルタウン生まれで、インターネット育ち
(笑)。私の原作/監督による、ドラマCD「StarWing~いつか時の彼方に~」のレコー
ディングが去る4/29、ありましたので、その模様をリポートさせていただきます。
 キャストは、大谷育江さん、小嶋朋子さんの他、劇団"ef Dramatic Crew's"と、たつ
はや企画のメンバーによって構成されています。
(以下の内容は、インターネットの"StarWing BBS"に載せたものと、ほぼ同じものです。

 収録は午前10時からの予定でしたが、私がスタジオ入りしたのは午前8時30分頃で、ま
だ誰も来ていませんでした。
 少し早くつきすぎましたね(^^;
 役者さんたちは9時頃から集まりはじめ、最後に大谷育江さんがINして、10時の開
始時間までに全員そろいました。
 大谷育江さんとは、「ゲゲゲの鬼太郎」討ち入りのパーティで合っていましたが、彼
女は覚えていませんでした(^^; その時は少し大人っぽい装いでしたが、普段着の
彼女は、ちっちゃくてお人形さんのようなかわいらしさです。本当にレナちゃんみたい
ですね(注/彼女が演じる主人公の女の子です)。これも役作り?

 収録に使った「ニュージャパンスタジオ」Bスタジオは、だいたい16畳くらいの真四
角に近いような感じで、天井は3メートル少しでかなり高く、隣はガラスごしに、ミキ
シングルームとなっています。
 ミキシングルームの窓は、2メートルくらいの位置にあり、オペレーターはそこの窓
から、役者さんたちを見下ろす形になります。私もその窓から見ながら、必要な指示を
オペレーターに出していました。

 収録は、Aパートのテスト→ラストテスト→本番という流れで、ただしナレーションや、
一部のセリフは、あとから別どりです。

 Aパート/プロローグ、レナ役の大谷さんと、劇作家(+アレン)役の小西和則さん
のシーンで、大谷さんの演技はさすがです。レナがベッドに横になってしゃべっている
シーンなんですが、なんというか、息使いがうまいんですよ。小西さんは大役で緊張し
たらしいのですが、落ち着いた演技をうまくこなしてくれました。

 シーン2は、ソルフレアとメルの登場。ソルフレア役の小島朋子さんは持ち前の声量
を生かして男の子役を期待どおりの演技をしてくれました。メル役の森川恵麻さんも、
収録全体を通しては何度かNGがあったものの、そつなくこなしてくれました。

 シーン3の大谷さんは、私よりもレナをもう少し大人しくイメージしていたようで、
私的には、もうちょっと元気でもよかったですね。後にマテアが「レナちゃんって大人
しいのね」と言っているので、無理もありませんが(^^;

 シーン4は、セシア役の星きのこさんが登場。ほとんどイメージどおりの演技をして
いただきました。
 ここでAパートの収録が終わり、以後ラステス→すぐ本番という流れとなります。

 Bパート/シーン5は、アガロワード役の小泉さん、バルドス役の柚月憂二さん、テ
リオス役のシーナさんがそれぞれ登場。アガロワードの演技は、期待通り大迫力。バル
ドスは、そこそこに(あまりがんばるとバルドスを食ってしまうので)、テリオスも独
特の冷たい声で冷たい演技をうまくこなしていただきました。

 シーン6は、マテア役の小川恵子さん、ミユ役の井上よーこさん、リニア役の前沢久
美子さんの登場。小川さんのマテアは、原作とはうって変わった幼稚園の先生っぽいマ
テアをきれいにこなしてくれましたが、よくを言うと、もう少し抑揚があったほうがよ
かったかもしれません。井上さんは、ちょっとミユをヤな子にしてしまいましたね。ミ
ユのセリフがすねた感じなのでちょっと意識しすぎたようです。

 シーン7は、シーン6の続きのようなシーンで、シーン8は、ソルフレアとメルがメ
インのシーン。

 シーン9は、大谷さんの泣きの演技とあいまって、特に前沢さんの真に迫った演技が
すばらしかったです。このシーンのOK直後、思わず拍手喝采となったほどの名演技でし
た。ここは聞きどころです。
 イシュアーク役の橋本浩志さん、シレン役の植野さんもこのシーンからの登場です。
橋本さんの場合は、イシュアークがクールだという設定にちょっと捕らわれすぎたかも
しれません。もうちょっと感情込めていただいてよかったんですが。
 植野さんは、良かったですね。強い女性を見事に演じていただきました。私のイメー
ジよりは多少声のトーンが高いかなと思うところもありましたが、かえって良かったか
もしれません。でも、OPRETERさんのイメージとは、おそらく違うかな・・ミユともども
すみません(^^;

 シーン10は、アガロワードとテリオスのシーン、ここでのテリオスの不適な笑いは?
でした(^^;
 ここでBパート終了

 Cパート/シーン11は、神官役の田中義一さんの登場です。妙な呪文?の詠唱が意
外に難しく、心配したのですが、本番はOKでした。大谷さんは、ラステスでちょっとニ
ュアンスが違ったのですが、本番ではOKで、このシーンでは、メル役の森川さんのセリ
フがビシッと決まり、光ました。

 シーン12はガヤ、13はガヤ他、兵士が多数登場するシーン、14はソルフレアと
レナ。

 シーン15は、アレンの小西さんと、シレンの植野さんの演技が光ました。端役は・・
。

 シーン16も、アレンとシレン。ここでCパート終了。

 そしていよいよ物語の佳境となる部分のDパート~エピローグのラステスとなりまし
た。
 ここでちょっと事件(?/笑)。
 感動的なラストシーンから、エピローグ、やはり大谷さんの泣きの演技が光ます・・
が、・・本当に泣いてる・・。私もミキシングルームでホロっとしてしまいました(;
_;)そこまで役に入ってもらえると、原作者冥利につきるというか、なんだか、嬉し
かったです。
 そして本番。
 シーン17は、ミユとマテア。シーン18、19はアレン。
 シーン20はセシア、ソルフレア、レナ、メル、アレンなどの登場する緊迫したシー
ン(このあたりから確か時間がかなり押してきたため、先に4時に上がる大谷さんのため
に、レナの登場シーンを先にぬき取りすることになりました)

 シーン24、25は、謎解き的な部分で、特に、小西さん、小島さん、大谷さん等の
演技は絶品でした。

 そして問題のエピローグ、小西さんが4回もNGを連発したとき、大谷さん「何度でも
お付き合いします!」(だったかな(^^;)既に時間は4時を指し、にも関わらずこ
のセリフ・・いいひとだ(;_;)。
 最後、小西さんと大谷さんの息も合い、感情のこもった完璧に近い演技で終了。直後、
大谷さんが涙を拭うようなしぐさ・・やはり泣いてたんでしょうか。
 ・・で大谷さんは、お疲れ様・・と思いきや、別どりセリフが残ってました。
「わーい! やったー! やったー! お弁当! お弁当!」
 という180度反対的な明るいセリフ。これをさすがはプロという元気さでこなして、
本当にお疲れ様。「次は忘れませんから」と私に残して、風のように大谷さんは次の仕
事に向かいました。

 さて、大谷さんが上がってもまだ収録は続きます。21、22、23、など残ったシーンと
別どりセリフをとった後、ガヤシーンを取りました。

 ガヤシーンがまた役者さんにとっては大変でしたね。
 ふれるのを忘れていたんですが、レコーディング中はドアを締め切り、ノイズを防ぐ
ため空調も止めるので、すごく暑くなるんですよね。戦闘シーンのガヤなどは、とにか
く力の限り叫ぶので、普通でも汗が出るほど暑いのにそれが、倍増です。私はミキシン
グルームにいましたので関係ないのですが、役者のみなさんは、誰も彼もみな汗だくで、
ご苦労様でした。でも、戦闘シーンの叫びはもっと長くほしかったのですが(^^;)
 ・・で終了と思いきや、ナレーションとガヤの各1シーンに取り忘れがあり(音響監
督-20点/笑)。片づけかけたテープを再度セットして、これを収録、ようやく、夕5時
までの予定より1時間遅れで終了しました。
	
 その後、TAGの佐藤さんや、小島さん等を含めて、打ち上げに行きました。関係ないで
すが、小島さんって、お酒強いですね(私が弱いだけかも(^^;)。言動も顔色もほ
とんど変わりません。
 最終的には、10時頃解散しました。

 いや、本当に役者のみなさんと音響監督、ミキサーはじめ、関係者の方々には、ご苦
労様でしたといいたいです。
 この苦労に報いるためにもいい音楽、いい効果、いい編集をして、いいジャケットと
共に世に送り出したいですね。

 以上、ドラマCD「StarWing~いつか時の彼方に~」レコーディング・リポートは、
「HIDE」こと、河戸英樹がお送りしました。

Starwing Intermedia
Producer Hideki Kawato
201 Tateno-so, 3-22-3 Honcho, Hoya-city Tokyo 202, Japan 81
Phone & Fax +81(0424)62-9618
E-mail starwing@po.jah.or.jp
URL http://www.jah.or.jp/~starwing/