#201 Article 170 Posted at 1997/11/15 15:21:01 by (み) (MAP6909) [BOOK]

Subject: 「水木しげるの大冒険」という本

扶桑社「水木しげるの大冒険」大泉実成・著/水木しげる・絵
1994年9月20日初版発行、1000円(消費税改訂前の定価)

って本を読んでます。
大泉実成というライターが水木しげるとマレーシアへ行って、
木彫りの精霊像を大量に買いあさるという謎な旅行記なのですが、
(なんで、こんな謎の旅行をしてるのかは、本を読めばわかります)
水木しげるの人となりが良く出ていて面白い本です。

この本の著者は不眠症のけがあるので寝酒を必ずたしなむようですが、
水木しげるの漫画やエッセイを読むと、酒なしで自然な眠りに誘われるんだそうです。
逆に、酒ばっかり飲んでいて、いくら飲んでも酔えなくなったときにも
やはり水木しげるを読みたくなるとか。
そこで著者は「手塚治虫がアルコールなら、水木しげるはドラッグだ」
なんて評してます。

アルコールにしてもドラッグにしても癖になるものには違いないんだけど、
ふつー、面白くてどうしようもないものは
次が知りたくて徹夜で読んでしまうものなのに
(著者はこっちをアルコールと言っている)、
水木しげるを読んでいるとギザギザになった脳を静かな状態になり、
不思議なハマリ方をする、と言いたいらしいです。
うーん、なるほどねー。

みりす