#20 Article 3203 Posted at 1994/08/14 06:27:41 by 禁の児 (MAP3811) [USHIRO]

Subject: Re:*8 うしろの正面だあれ /3202 .... /3185 /3176

割り込んできて申し訳ないです。私は実はこの映画は観ていないですけど、
私なりの考えを述べたいと思います。「観てもいないのに意見なんか出すな」と
思われたらすみません。

 各方の意見を読んでいて「この作品はどのようなことを表現したかったのかな?」
と思いました。戦争の悲惨さを訴えた「反戦映画」なのか、戦争を舞台に繰り広げる
「人間ドラマ」なのか?この観点によって意見が違ってくるのではないでしょうか。

 「反戦映画」的に観ると、ゆ~さくさんの言う通り、ラストシーンは甘っちょろい
かもしれません。救いがあるのはかまいませんが、「ああ、よかったねえ。」
などという感が出てしまう救いの方法では何も訴えるものがありません。

 逆に「人間ドラマ」としてならこの手段で十分だと思います。
最後に「ああ、この子はこれから強く生きて行くのだなあ。」と感動させれば
いいわけですから。

 しかし、反戦のテーマを前提に制作しているのだったら
「お涙ちょうだい」ものはよろしくないのでは、と思います。
戦争について何か訴えるものがなければいけない。例えそれが子供向けの
アニメだとしても。
子供は子供なりに、観た後自分で戦争について考えるようにさせねば、
制作した意味がなくなってしまう。そういう意味で見せるべき所は見せ、
問題提起を投げ掛けるような作りにしなくてはいけないのではないでしょうか。

 要は監督がどのような意図で制作したかですけど、知るよしもないですよね。
私としては、戦争を土台に安易に「お涙ちょうだい」ものはやってほしくない
というのが本音ですね。

 意見を読むとゆ~さくさんが「反戦映画」的に、HIDEさんが「人間ドラマ」
的に観ているのかな、と感じられますが、HIDEさんはこの作品に対して
どのような感想を持っていらっしゃるんですか?見たところ感想は
書いていないようですが。私としては「私はこう思う。」と提示したうえで、
人の意見に反論してもらいたいものですが・・・どうでしょう?

 それから、
>「何か思うところがあるならば、他人の作品をどうこう言うのではなく、
>自分自身のオリジナルで、それを表現して見せろ。」

 この意見はどうかと思います。これは例として「作品のプロデューサーに
企画書を提出して、「こんなんじゃだめだ。もっと~みたいにできんのか」
と言われて、「じゃあ、自分が作れ!」といっているのと同レベルです。

 ものを作っている者として、そう思うのはわかる気はするんですが、
それを口に出してしまうのはプロとして情けないです。

 HIDEさんは少し感情的になっているようですよ。
少し意見を整理してみたらいかがでしょうか。

 長々と申し訳ありませんでした。               禁の児(MAP3811)