#20 Article 1283 Posted at 1992/09/05 03:56:03 by SIM (MAP3075) [HIROSHIMA]

Subject: Re: 広島レポート /1245

SIMの広島レポート その8
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(8月23日 夜の部「コンペティション (4)」

<審査員作品>

・「少年と子だぬき」 久し振りになんというか、素朴なストーリーの作品を見たと
いう印象です。

これは余談ですが、持永さんのお孫さんのらんちゃん(..ていっていいのかな。12歳
だし)という女の子も広島に来ていて結構伊藤有一さんなんかになついていたんです
が、実にものおじしない子で、「私のことは知っている人は知ってるもん。」なんて
あっさり言い切ってしまうのでした。私は小心者なのでこういう人を見るとすごいな
ぁというか絶対自分はこういう物の言い方はできないだろうな。と思うのです。
                          ダカラナンダトイワレテモ....(^_^;)

<コンペティション>

・「深淵への旅」 ラフなタッチの画面を生かした疾駆する馬上の2人。

・「サル.サンビームはどこ」 子供向けに、環境や宇宙に対するやさしい気配りを
そだてるといったテーマを伝える作品。よって(?)絵もとても可愛らしい。

・「ラスト」 飛んでいく白鳥達。寒々とした色彩が印象的。

・「PARALYSIS(パラリシス)」 浴室や地下室、映像ホールのあるひっそりとし
た建物に住む一人の老人の短い一日の出来事と、彼をめぐるものたち。人形アニメ。
どうもこのテの作品はクェイの影響が見えかくれしてしまう。非常に上手いとは思ま
すが....。

・「カン フィルム」 これは国際学生映画祭アニメ部門でグランプリをとった作品
で、広島ではとても受けていました。後半のスプラッタ(というのかなぁ、あれ。)
ぽい所がすごかった。この作品を作るのにいったい何個のカンを使ったのであろうか
と考えるとクラクラしてきます。

・「ポテト ハンター」 腹のへった男と飼犬がじゃがいもの群を追う。人形+粘土
アニメ。これも、いったい何個のじゃがいもを使ったのかと....。

・「彩色」 コマ撮りと多重露光により、20色の水彩絵の具で塗られたトレーシング
ペーパーを場面ごとに配列。「彩色」は愛の告白である。(パンフの解説文そのまま
です。)....いいなぁ、こういうの。これはもしかしたら、元はたった一人の為に作
られたのではないだろうか?なんてね。内容も個人的には大好き。アニメーション8
0の松井理和子さんにいわせると、「初期のアニメ80みたい。」だそうですが..。

・「クロアチアからの便り-2」 現在のクロアチアの戦争に対するアニメーション
によるコメント。無垢なるものは不条理にさえも勝つ。

・「花の惑星」 ファンタスティックなおとぎ話。しかしこの絵のタッチはどこかで
見たことがあるような気がする。う~ん。

・「姉妹」 ウワサは前からなんとなく聞いていた作品。やっと見ることが出来まし
た。あぁ、でももう何回か見ないと作品の奥深いところまではとても分からない。
(それを言い出したらきりがないけど。)重厚さ、というか見る人を引き込む力はやっ
ぱりすごいと思う。

・「狼と赤ずきん」 粘土人形爆笑ミュージカルアニメ。とでも表現すればいいのだ
ろうか....。とにかくこんな作品初めて見ました。ただただ、楽しませていただきま
した。今回の66本のコンペ作品上映のラストを見事に飾ってくれたような気がしま
す。
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....ということでコンペ作品はこれですべてです。パノラマも初日を除いてすべて見
ました。(RABITー-GTIさんじゃないけどコストパフォーマンスは確かに高いわ。^_^)

最後に、私が個人的に気に入った作品を書いておきます。
 
<コンペティション>
 「サビーナ」 「プリモーディアル ダンス」 「ミル」 「掃除機」 
 「スポットレス ドミノ」 「マニピュレーション」 「ふしぎなエレベーター」
 「ドア」 「彩色」

<パノラマ>
 「ダンス」 「生体模倣」 「コピー機のための振付 コピー機チャチャ」

8月24日の分はちょっと休んでから書きます。(ここ一週間毎日少しずつ書いていた
ので....)連載もあと1回かな?
                                                        
                                                                SIM(MAP3075)