#194 Article 3138 Posted at 1996/05/28 00:47:15 by 輪違聡司 (MAP3135) [MYSELF]
Subject: Re:*21 すれちがい /3131 ....... /247(#212) /244(#212)
うーん、多少誤解があったみたいですね。ごめんなさい>TAURASさん とりあえず自分のことは棚に上げて(笑)、TAURASさんには、 「いつでも自分の書きたいときに書き込んで下さいね」とゆー事と、やっぱり先の 私へのレスの語感は気になったんで、 「電話回線の先に生身の人間が居ることは判って下さいね」とだけお願いします。 また色々書き込んで下さいませ。^^ で、ネットのことを考えていて思ったんですけど…回線の向こうに生身の人間が いる、その空間の広がりを肌で感じることができるようになるコトって、これって もしかしたら、ガンダム(特に1st)のニュータイプの宇宙観に近いんじゃないかと (勝手なことを言うなぁ(笑)) もしかしたら、「人類補完計画」って、ニュータイプの宇宙観と、同じ方向を向き ながら対極に位置する物、なのかしら、なんて。 と、これは余談ですが^^; で、26話ですが。 確かに、あのラストにおいて、「自己肯定」ということが、結論のようにして 提示されているとは思うんですけど、果たしてこれが「エヴァンゲリオンなる物」の 「解答」なのか……というと、些か懐疑的に思ってしまうんです。 あれって、皮肉にしか聞こえなくて。 まぁ、あの最終回全体に漂う皮肉っぽい空気が、もしかしたらテーマかもしれない ものまでをも、皮肉に感じさせているのかもしれないんですけど……… あの最終回を分かり難くさせていることの一つに、シャアに対するアムロのような 人物が居ない、ってことがあるんじゃないかなぁ、とふと思いました。 碇ゲンドウに対し、対極に立ち真正面から向き合う人物が。 加持リョウジや渚カヲルがそれに近い人物だったのかなぁ…とも思うのだけど… 私としては、それを、碇シンジがやってくれることを期待していたんです。 おそらく。 でも彼は、ゲンドウに取り込まれちゃった。 どっちかとゆーとクエス・パラヤですよね、あれじゃ(笑) ……結局、全てがゲンドウの思惑通りの流れに行っちゃってるから、かえって 何が「結論」なのか、何が「解答」なのか、見えない気がするんです。 とりあえず、「問題提起」はやっているかな、とは思うんですけど…… 強いて言うなら、『その「問題提起」とは何か』が、エヴァの謎であり、「解答」 なのかも知れない………^^; 庵野秀明氏のインタビューが載っているということで、ニュータイプ誌を読んだん ですけど……… もしかしたら、作品で出せなかった分、自分の口で語ることで「アムロ役」を やろうとしているのかなぁ………などともちょっぴり思って読んだのですが……… とんでもなかった(笑) かなり過激な語り口で…まるでシャアがもう一人居るみたい。まぁ、予想は出来て いたんですけど(笑) って、冗談みたいな言い方はともかく、件のインタビューを読み終えて、最初に 思ったことは、「可哀想な人だなぁ」という想いでした。 「可哀想」などとゆー言葉を使っちゃうと、如何にも高みから哀れんでます的 ニュアンスにとられそうな気もしてしまうのですが、そういうコトではなくて。 なんというか、この人自身が、補完されたがっている……というか、自己肯定 したがっている、もっと言えば、自己肯定できる環境を求めたがっている…… という雰囲気を感じてしまって。 「迷ってるなぁ」と。 私・輪違聡司と庵野秀明氏が決定的に違うところは、私がただのぺーぺー(笑)なの に対して、氏は、アニメというフィールドで飯を喰っている「立場」の人であって、 それ故その「アニメ界」とゆー環境には敏感にならざるを得ないのだろうなぁ…と。 しかし言ってしまうなら、「立場」ということに関してなら、この世の全ての人に その人が住む世界なりの「立場」があるわけであって、庵野氏だけが特殊なわけでは ないと思うのですが……うーん。 みんなそれぞれに「迷い」は持ってると思うっすよ。 なにはともあれ、改めて「エヴァに結論は出ていない」んじゃないか、という風に 感じちゃったのです。 それが良いか悪いかは判りませんが。 ………で、エヴァがどうあれ、Art.3120での私の思いというのは、あくまで私自身 の物なんです。 「エヴァ」が、私の人生に於ける無数の経験の中の一つ(それも最も新しい部類の 物)であることは事実ですし、影響を受けている部分もあろうかと思います。 しかし、エヴァの評価がどうなろうとも、あるいはエヴァの結論が「自己肯定」で あろうとも或いはその否定であろうとも、あくまで私の思いは私の物であって、簡単 に変わることはないと思いますし、作品を考える上でのサンプルにはなるかと思い ますが、作品の評価とは切り放していただけるとありがたいです。 私はやっぱり、悩み続けると思います。 …ってまぁ、死ぬか生きるかとかの大げさなモンじゃないんですけどね(笑) どうせ悩むことからなんて逃れられないと思うし、ま、それでいいやぁってカンジ です(笑) わちがいそうじ。