#194 Article 3012 Posted at 1996/04/23 16:22:09 by Elcaset (MAP4600) [RADIO]

Subject: Re: Re: 林原めぐみの Tokyo Boggie Night /3000 /2985

・ けっきょく、舞台ウラ暴露はどっかに行っちゃったみたいですね(T_T)
  本来なら、前半のいかにもアニメ番組~!ってノリの代わりに暴露大会が
 あったんでしょうけど、やっぱりマズいこともあったのでしょう。
  「生」放送だったら面白いんだろうけど、編集入ってしまうから、どの道
 面白い話は出てこない・・・。
  (ああ、東京近郊に住んでいたら、イベントなりに出かけて「生」の声が
   聞けたのに・・・行くだけのカネがない)

  その分、迫力の無くなった第2回ですが、要は前回の内容の再確認。
  読まれる葉書も当たり障りのないものばかり。
  完全にコントロール入ってますね。こりゃ。


・ だけど、エヴァがある程度受け手の反応を見ながら、フレキシブルにその
 内容を変化させていってあのラストになった、って話が聞けて良かったです。

  これはあくまでも憶測ですけど、庵野氏はエヴァで筒井康隆みたいなこと
 もやろうとしていたんじゃないのかな。
  恐らく、その双方向通信の受信側のチャンネルの一つとして、ニフティの
 会議室あたりを使ったんだろうけど、それでもニフティのあの鬼のような書
 き込み量と拡散までは予測出来ていなかったんじゃないかと。
  それで、あのニフティの反応見て、こりゃ大変だ、こいつらこのままじゃ
 やっぱり危ないぞ、と思って、親心みたいなものであえてあのラストに変更
 したのかも???


・ また、反応のあり方が電子的なパソ通の書き込みから、肉筆中心の葉書や
 手紙になって少しは角が取れたのか、庵野氏が前回で見せた、手負いの狼の
 ような雰囲気が、いくぶん和らいだような印象も受けました。


・ 庵野氏、アニメファンのある特質をしきりに攻撃してるけど、そのアニメ
 ファンの特質ゆえに、エヴァみたいな作品を受け入れてもらえた、ってコト、
 ちゃんとわかってんでしょうかね?
  つまりは、庵野氏自身もアニメファンに甘えてるわけだし、アニメのそう
 いう体質の中だったからこそ、ああいう表現もアリになったんだってことね。


・ 「現実を見ろ」って言うのは凄く楽だし、アニメ作家の多くが便利に使う
 詭弁の一つだと思うけど、アニメという「非現実」に入ってくる前に、受け
 手は「現実」と「非現実」の取捨選択を行っているわけで、その過程を無視
 したようなカタチで「現実に帰れ」「外に出てけ」と言われても、ねぇ。
  普通の人はコマっちゃうよ。
  もともと、アニメ作ってる多くの人たちだって「逃げ込んで」来た組でし
 ょう?
  これは、結局出世コースに乗れなかった安サラリーマンが、自分の息子や
 娘に「お前はオレみたいになっちゃイカン。勉強しろ、要領を覚えろ」と言
 ってるのに似てるような・・・。

  まあ、庵野氏はアニメしてることに誇りを持っているし、どうやって徐々
 に「現実」を受け入れていくか、というノウハウについてもちゃんと解りや
 すく表現しているので、今までのアニメ作家の方々とは一線を画しているの
 は間違いないけど。


・ いやー、もうエヴァはどうでも良いから、次の作品期待してまっス。
  30年経って、ようやく脱アニメのベクトルが芽生えたのなら、ぜひとも
 脱アニメしたアニメを見せて欲しいです。実写に少し浮気しても良いから。
  これからです。

  庵野氏はやっぱり、ミヤザキやディズニー相手にタメを張るところまで行
 かないともったいない人だと思います。
  ミヤザキは年取ってもう引退間近。
  アメリカのアニメプロダクションは、しっかりジャパニメを研究して、巻
 き返しを図っている。
  もう、これらに太刀打ちできるのはアンノしかいない、と個人的に思って
 います(買いかぶりかなぁ)


            ああ、また誉めてしまった(;_;)  エルカセット