#179 Article 1306 Posted at 1996/03/30 19:23:44 by ヨウメイ (MAP2597) [NO.50]
Subject: Re: しんせん組よ 永遠に! /1305
普段はろくに書込みしてなかったくせにぃ~、最終回の時だけふらりと やって来てぇ~、シリーズの総括を書き逃げしていくいやな奴ぅ~。 それは~、それは~、それは~、わったっしぃ~。 てな訳で録り逃した1本だけを除いて、「イサミ」は全部見てきたのですが 思い返してみると、1話1話はそれなりに楽しんで見ることが出来たんですが、 1年のシリーズとして捉えたらほとんど印象に残るものがなかった、というのが 正直なところ。結局イサミちゃんの父親に対する想い(しかも掘り下げが不十分) だけしか背骨が無かったというのが問題だったんじゃないでしょうか。 この作品で目新しかった所は「小学生が正義のヒーローって言うのも大変だな」 とか、アニメの演出上のお約束に登場人物が突っ込みを入れるとか、カメラ目線で 視聴者に話し掛けるとかのメタフィクション的な試み。でも、それが全体としての 展開に影響をもたらすような感じではなく、こんな事やってみました的な思い付き にしかなってなかったのが残念。 永遠に続く楽しい日常的感覚が基本コンセプトなんだろうから仕方なかったのかも しれませんが、キャラクターの性格が固まりすぎていて、掛け合いがパターン化 してしまったのも残念。もう少ししんせん組のみんなが精神的に成長していく様を 見たかったです。また、しんせん組だけでストーリーが展開することが多くて ワンパターンすぎたのも欠点だったでしょうか。 しんせん組だけでストーリーが展開することが多かったという事は、一貫して 黒天狗党との戦いがメインに据えられていたと言う事でもあります。玩具を売る と言うことが至上命題の民放放映のアニメならともかく、イサミはNHKでの 放映であるというストーリー上の制約の少なさがあるにも関らず、それを生かす エピソードが少なかったというのも悔やまれますね。 なんて言うんでしょうか、シリーズ構成の不備を小手先の演出でごまかし つづけているうちに、いったん立ち止まって問題点を是正して、ラストに 向かってスパートすると言う機会を見失ってしまったと言う感じでしょうか。 徒競走でスタートの時にバランスを崩して、そのままゴールまでたどり着いて しまったみたいな~。 それでも最終回の盛り上がりはとても素晴らしかったですね。うんうん。 全部の話に均等に力を注いで、それなりに無難な終わりかたをするのと、 要所要所の話と最終回に力を入れてプラスの面の記憶を強く残して終わって しまうのとでは、どっちが上手な制作の仕方なんだろうな~。 何かいちゃもんばっか付けてしまいましたが、不満が出るのは期待が大きかった ことの裏返しってことで御勘弁を... ヨウメイ