#164 Article 1858 Posted at 1995/08/22 16:53:17 by ☆まちばり☆ (MAP641) [NO.50]

Subject: Re: Re: Re: 涙のメタモルフォーゼ /1855 /1849 /1841

いやまあ作画は確かに最高級というわけではなかったですけれど、最近の
 作品はこの程度のレベルが最低ラインっつーのは喜ばしいことです。
 ひと昔前だと、この程度の作画レベルが通常レベルっていう作品が結構
 ありましたから。
 っつ~わけで、作画に関しては私はまあいいかな~、とは思うんですが、ただ
 最終回前で作画レベルを損なうっつーのはローテーションの組み方が悪い、という
 ことになっちゃうかもしれないので叩かれても仕方ないかも。(^_^;)

 で、このお話、本当に脚本が悪いのかというと、ちょっとそうも断言できない
 節があると思います。脚本と実際の絵コンテには大きなギャップがあって、
 脚本から絵コンテに落とす段階で時間配分を誤ると全然お話が違ってしまいます。
 今回の話の場合、KINMAさんがおっしゃるように「ネタの重み付け」がかなり
 ピンぼけなところがあるんですが、ネタの重み付けって絵コンテ段階での時間
 配分も結構重要なポイントだと思うんですよね。今回のお話、筋書きそのものにも
 多少の難点はあるんだけれど、それよりも増して、こっちが考える暇もなく
 ストーリーがポンポンと進展してしまっていっているのが問題ではないかと。
 もうちょっと間を取るだけでも、視聴者が果林ちゃんたちと感情の共有をする
 ことが容易になると思うんですが、実際にはそういうところがほとんどなくて、
 そのくせぶ~りんの必殺技は全部出そう、と。(^_^;) なんだかな~、と。

 このお話の内容を、どこかの1話を削って2話分に引き伸ばして作品を作れば
 まるで違う内容になったのではないでしょうか。そう考えると、話数配分のミスが
 最大の敗因のような気がしてきます。あれもやりたい、これもやりたいのなら、
 はじめからそういうふうに話数配分をしておかなければいけませんから。

> しまった!薫ちゃんと真実ちゃんは一体どぉなるんだぁ!(爆笑)

 いやまったくもってその通りで、設定そのものはおいしいものをたくさん用意
 したにもかかわらず、結局制作スタッフの人たちがそれを消化しきれずに、
 逆に設定に振り回されてしまった感があります。7人のぶ~りん伝説、という
 設定を作り出してしまったが故に、逆にその設定に溺れて、人間的な描き込みが
 不十分になってしまっている。この手の『設定』、「実は○○だったのだ!」って
 ヤツなんだけど、効果的に適度に押さえて使わないとかえってシラけさせてしまう
 ことになり、制作スタッフの自己満足に終わってしまう危険性を秘めています。

 本来、『設定』というのは人間的な描き込みをするための「材料」であるべき
 はずで、今回の場合なら『バレると元に戻れなくなる』という設定は果林ちゃんの
 心理的な葛藤や、光一くんとのやり取りを描き出すための格好の材料なのです。
 ところが実際にはそれは不十分に終わり、逆に(ある意味では)余計とも言える
 設定を大量に打ち立てて、「さあ! 7人のぶ~りんを探せ!」とか言われたら
 ちょっとぉ、とか思ってしまいます。第一、前回なんか、なんで光一くんと果林
 ちゃんがいきなりあんなに接近するわけ? 最終回を間近にしたご都合主義の
 固まりじゃないのー、とか思っちゃいます。

 まあいいんですけどね、もう。(^_^;)
                      MAP641 まちばりあかね☆