#159 Article 509 Posted at 1994/10/14 02:07:45 by TAGAWA (MAP2292) [SOUKAI]
Subject: 第25回アニメーション全国総会in名古屋 手抜き報告
10月9/10、今年はTAC主催の全国総会に参加して参りました。 どのボードにするかが難しくなっていますが、海外物の比率が高かったので 一応ここに。 駆け込み出でも申し込みとなってしまい、TACの方には御迷惑を御掛けして しまいましたm(__)m 今回は参加申込に際して「驚き盤の絵を描く」と言う課題が有りまして(^^;)、 自己紹介に合わせて、取り込んだ各自の動画をAMIGAで動かし、スクリーンに 投影すると言う趣向でした。 驚き盤の一齣ではなくて、円盤全てを見せると言うスタイルだったので (古河タクさんの作品に有った様な…) 駒の中の動きと全体の動き、複合的な面白さが出て、どれも面白かったですね。 誰がどう描いても「見所」の出来る、初心者向けのシステムなのかも。 メインプログラムは、TEX AVERY作品のビデオクリップ(LDから繋ぎ録りして 作った物ですね、膨大な労力の賜物です)を使い、森卓也氏の解説を交えて 様々なシーンを分析すると言う物。海外アニメもLDがどんどん出る様に なってきたので、こう言う分析も可能になったんですね。 (日本ではなかなか出してくれませんが) かつて、一巻物の短編は一度見ればコンテが再現出来ると言う記憶力を武器に 映画館の暗闇でメモを取っていたと言う森氏からすれば、複雑な感慨なのかも 知れませんね。 長編のフィルム上映はウィリス・H・オブライエンの「ロストワールド」と ロッテ・ライニガーの影絵アニメ「アクメッド王子の冒険」。 どちらも音楽を乗せているとは言えサイレント映画、寝不足で駆けつけた身には こたえる物が有りました(^^;) おかだえみこさんも「アクメッド」は初見だったそうです。 そんな貴重な機会に舟をこいでる私は一体…(T_T) 「アクメッド」の冒頭でサイケデリックな模様が動くシーンは、森卓也さんの 解説に依ると、固めたワックスを少しずつ輪切りにして駒撮りすると言う手法で 元はオスカー・フィッシンガーが考案した物だそうです。 最近の「世界人権宣言」の中にも、似た様な手法が有りましたね。 この頃の映画は、ポジフィルムに染色すると言う手法が多く使われていたそうで 例えば夜なら青、夕焼けなら赤と言った風に、シーン毎に色を染め分けていたと。 その染色なしでビデオ化されている当時の作品を見ると、 例えば「吸血鬼ノスフェラトゥ」では、なぜ吸血鬼が真っ昼間から街をうろついて いるのかと言うマヌケな絵に見えてしまうけど、元祖「アメリカの夜」と言うか、 青く染められる事を前提に作られた画面だった…なんて話が聞けて収穫でした。 これのビデオ、見ようと思っていた所だったので(^^) 「徹夜無しの健康総会」と言う事で、夜半の上映は無し。 早朝の自主上映NFILMの新作(作品集ビデオ2購入しました^^)の他 徳島アニメ学校の作品集など。徳島の「クリスタル」と言う作品は 評判だったようです。(寝てましたT_T) 午前はディズニーの16mmおもちゃフィルムの上映。 ミッキーの西部劇物、昔アニドウで見た記憶が有りますが…これの西部スタイルの ミニーが妙に好きで^^;これが入ってるビデオって有りましたっけ? BINGさんに一度聞こうと思って忘れていました(^^;) その後は感想/反省会、解散と言う流れ。 噂には聞いておりましたが、流石にTACのプログラムはそこはかとなく アカデミックな香りが良いですね。森卓也さんの御話が沢山聞けたのは 何よりの僥倖でした。 TEX AVERYの分析もMacに依るプレゼンまで計画していたそうですが、 やはり前日の「中日優勝ならず」が大きなダメージだった様な^^; 来年は静岡との事、眠気対策を真剣に考えねばと憂慮する疲れ気味の三十路でした。 多分、LOGINの「墜落日誌」にレポートが出るのではないでしょうか^^; ↑無理矢理単行本を進呈して来た TAGAWA(MAP2292)でした。