#148 Article 24839 Posted at 1996/05/09 02:24:29 by ふぃる (MAP5092) [MARIN]
Subject: Re: マリンちゃんの涙 /24838
★前回までのあらすじ
うらら学園に通う、りんご組のマリンちゃんはバナナ組のリーヤ
君のことが好き。だけど、りんご組の終礼が終わるのがいつも遅
いせいで学校が終わった後に、なかなか会えません。
今日こそは一緒に帰ろうと思い、全力疾走でリーヤ君を追いつこ
うとしたのですが途中でこけてしまい、そのまま気を失って、気
が付くと知らない男の人の部屋。その上、座っている椅子の肘掛
けからへんな金具が出てきて両手首を固定されてしまいます。
そこで無理やり見せられたのは、アニメ「赤ずきんチャチャ」の
録画ビデオによる自分の醜態。泣き叫ぶマリンちゃん。こぼれる
涙は頬や身体を伝い、いつしか彼女の両足は元の人魚の尾ひれに…。
マリン「いやーっ、もう、やめてー。見たくないーっ。」
男A 「自分の恥ずかしい部分から目を背けていては、立派な
大人になれませんよ?」
マリン「こんな事までして、ならなくても結構よ------------!」
男A 「これはもっと治療が必要ですね。」
マリン「いや--------------------っ。」
男Aはビデオテープを取り替えてしばらく早送りした。
男A 「これも偶然ですが、海坊主とその妹が出てくる話です。
喜んでください。マリンちゃんのマーメイドプリンセスの
受賞式の話ですよ。」
マリン「まさか、リーヤ君に受賞式の出席を断られるところを…。
それだけはやめて---っ。おねがい…。」
男A 「ああ、指が勝手に再生ボタンを-----------。」
マリン「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁあああああ。」
その時、部屋のドアが開いて、男が数人が入ってきた。かと思うと、
あっと言う間に周りを囲まれてしまった。そして、その中の1人の
男が、男Aの側にあった椅子をテーブルを挟んだ向かい側に部下に
動かさせ、そこにゆっくりと腰掛けた。
男 「とんでもないことをしてくれたな。さて、どういう事なのか
ゆっくり聞かせてもらおうか。」
男1 「隊長、録音中だったテープレコーダーを見つけました。」
男 「よし、再生してみろ。」
男1 「はっ!」
テープレコーダーの音声(一部抜粋):
「きゃあっ、ちょっと何よこれ、これはどういう事なの!?」
「いや---------っ。そこはだめ-------っ。やめて------っ!!!!」
「いや----------------------------------っ!!!!」
:
男 「あははははははははは…。」(乾いた笑い)
男A 「いや、あ、あの、それは…。」
しばらく無音部分が続いた後、
「いやっ…、顔は見ないで…。」(St.Tail第1話より。声:羽丘芽美)
男A 「いや、こ、これは違うんです…。」
男 「ゆるさん…。」
男 「君は確か、****局の局員だったね…。私はあそこの局長さんとは
友達でねぇ。『うちの者がなにかご迷惑をおかけしたら、
どうぞ遠慮なく叱ってやってください。』と言われているんだよ。」
男 「正直言って、よその局員さんを叱るのは気が引けるが、
せめて、君が立派な情報員になれるよう指導しなくてはいけないな。
ふっふっふ…。」
男が合図をすると、部下がテーブルの上に1台のノートパソコンを持ってきた。
男はしばらくパソコンを操作する。
男 「この文章に覚えはあるかな?」
男がディスプレイに表示した文章を朗読すると、
目の前でそれを聞いていた、男Aの顔色が変わる。
男A 「そ、それは、わあああーっ、やめてくださーい。」
男 「そう…これは君の過去の書き込みだ。」
男 「じゃあ、今の文章をもう一度。」
男A 「うわーっ、やめてーっ、ぎゃ------------------------っ。」
男 「棒読みでもう一度。」
男A 「ひぃぃ。」
男 「特に変だと思われる部分の直前でやめて、最初から。」
男A 「うお---------------------っ。」
男 「最も変だと思われる箇所を、####局員数人による輪唱で。」
男A 「ぎゃあああ。」
(注・このアーティクルもフィクションです。登場する人物は架空のものであり、
実在するいかなる人物・組織とも、一切関係ありません。)
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ところ変わって…
チャチャ「ウイングクリス、バーニングフラ~ッシュ~」
しいね 「チャチャさん、もうすぐ公園ですよ。」
犬リーヤ「げっ、あそこに倒れてるのマリンじゃねーか?」
チャチャ「本当だ。どうしたのかしら?。」
マリンに駆け寄るチャチャ達3人。
チャチャ「マリン、しっかりしてっ、大丈夫?」
しいね 「マリンさん、大丈夫ですか?」
マリン 「ん…ん…。いやっ…やめて…。」
チャチャに起こされ、目を開けるマリン。
マリン 「あら…、チャチャ…、ここは…どこ…。」
チャチャ「ここは公園の前よ。どうしたのマリン。」
マリン 「そう…公園。あれは…夢だったのかしら…。」
マリンは上体を起こした。が、バランスが崩れそうになりチャチャの
腕をつかむ。
チャチャ「マリン、どうして足が尾ひれになっているの?」
マリン 「あ、あら…やだ…。あ…なんでもないのよ。
でも、あの…悪いんだけど、私を噴水のところまで
連れていってくれないかしら…?」
しいね 「どうしたんですかマリンさん、なんだか元気がないみたいですね。
いつもリーヤを追っかけている元気はどうしたんですか。」
(犬リーヤ「余計なこと言うなよ、しいねちゃん。」)
マリン 「今日は…会いたくない…。」
チャチャ「え?」
マリン 「あ、いいの、何でもないの。」
:
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チャチャ達3人はマリンを噴水まで連れて行き、そこでマリンと別れた。
チャチャ「マリンちゃんの身体って、やわらかいんだね。」
リーヤ・しいね「えっ…!?」
チャチャ「あ、なんでもない、なんでもないの、(^^;)
さあ、赤ずきんチャチャごっこ、やるわよぉ!」
おわり
MAP5092 ふぃる
p.s.逃げよっと…