#148 Article 13641 Posted at 1994/11/25 16:58:31 by サメくん (MAP5059) [B.CHACHA]
Subject: Re:*4 私を忘れないでよね /12722 ... /12669 /6715
ひさびさですが、前回Art.12722にあげたB.チャチャのお話の続きです。 はっきりいって長いので、6つにアーティクル分けしてUPします。 では・・・ 前回のあらすじ(というほど、量は無いけど・・・) ついに変身したB.チャチャ。 漆黒と血の朱に彩られた「カオティックプリンセス」 妖然と微笑むその手には、血色に輝く一振りの短剣「スティングクリス」 彼女が放つ霊気は、チャチャ達の背筋を凍らせる・・・ ホーリーアップを決意するチャチャ。 しかし、それが悲劇の始まりだとは、まだ誰も気づかない・・・ 『聖なる光のもとに』 --チャチャ VS B.チャチャ 宿命の対決--その1 あふれる優しき光。 漆黒の気をかき消すように、ふきあがった光の中に立つ影がひとつ。 「愛と勇気と希望の名のもとに、マジカルプリンセス・ホーリーアップ!!」 清しき金の長髪が風にそよぎ、メダリオンが白い髪飾りの間に光る。 マジカルプリンセス(以下、大チャチャ)は、左手の弓矢をカオティックプリンセス へ真っ直ぐに向けた。 「・・・あらあら、こちらが本気を出しているのに、ビューティセレインアローなんか で大丈夫なの?」 くすくす苦笑するカオティックプリンセス。 「・・・どうして、どうしてなの、ブランデーチャチャちゃん。何故、貴方と戦わない くちゃいけないの!?」 大切な友達なのに・・・そう思う大チャチャの手元が揺れる。 「分からない人ね、貴方って。 私達は二人にして一人。私は貴方の影、そして貴方も私の影。 だけど、もういやなの。私は私、ただ一人の存在でいたいの! だからよ・・・貴方さえいなくなれば、私は私になれる・・・」 カオティックプリンセスの髪に飾られた黒炎のタリスマンが、妖しく光る。 その亜麻色の瞳は、どこか虚無を感じさせる光を帯びていた。 「そんなこと!? 貴方が私の影だなんて?」 取り乱す大チャチャに、カオティックプリンセスはふっとため息をつく。 「私には分かってしまったのよ、チャチャ。・・・何故私が、貴方のことを邪魔だ邪魔 だと思い続けてきたのかが・・・さあ、お呼びなさいチャチャ。貴方の剣を。セイント フェアリィバードを」 びしっとスティングクリスを突きつけるカオティックプリンセス。 その表情には、遊びの欠片も無い。 吹きつけてくる殺気に、大チャチャの頬を冷や汗が伝う。 「・・・そうね。今は戦うしかない・・・ビューティセレインアロー!」 天空に向けて聖弓を構える彼女の脳裏に、アクセスの姿がよぎる。 ウィングクリスの浄化の炎で、真実の心を取り戻したその姿が。 (ピー助、貴方の力を貸して!) その1終り、サメくん