#141 Article 1830 Posted at 1997/06/15 23:55:09 by 哀別句巣 (MAP5362) [IDENSHI]

Subject: Re:*6 るーみっくな遺伝子 /1816 ... /1798 /1796

遅くなりました~(^^;
 最近は亀RESばかりで後手後手になっているのが、我ながらじれったいです…。


>   こっ、こっ、こっちに振るなぁーーーっ! 困るじ
> ゃないですかっ。

 ほほほ…(^^;

>   めません。 ある意味見事ですが、あまりにも利害
>   行動原理が表に出てくるところには最後まで馴染め
>   ませんでした。

 「ある意味見事」という部分は言い得て妙ですね。利害関係が出ていながら、
あっさりした(醒めた?)印象を受けるキャラクター相関は、うる星やつら独特の
「とぼけた笑い」を誘う仕掛けであったように思います(^^;

>  椎名ギャグの基本であるボケとツッコミは、相方の信頼関係が築かれてこそで
> すからねー。これまでにも言われてますが大阪芸人の魂が脈々と流れていると。

「大阪芸人の魂」と聞いて思い浮かぶのが、椎名百貨店2巻「オール・ザット・ギ
ャグ」。
 若かりし頃の椎名センセも、この主人公ゆかり嬢のように「大事なものをいろい
ろふっきって歩み始めた」時期があったのかな~と、ふと思いました(^^;
(そーあって欲しい!! いや、それにちがいないよーな気がする!!(笑)。)

>  信頼関係がそのままギャグにつながるのが椎名センセ、
>  ひねりが加わりブラックになるのが高橋センセ?

 そうですね。そこはとっても納得しちゃいます。

 東京と大阪の違い…と言ってしまえば安直ですが、これはこれで、当たらずと
も遠からずという気はするんですよね(^^; なんとなくメジャーになりきれない
(?)スタンス、より本音的・直接的で、分かりやすくデフォルメされた描写など
がその好例として挙げられるのではないかと思います。

 コンプレックスを抱えていながら、それを芸にしてしまうようなしたたかさや、
開き直ったパワーのようなものは、やはり大阪的なものとして僕の目に映ります。

「それはつまり、いくら頑張っても椎名高志は二流止まりとゆーことですね?」
なんてセリフ、どっかにありましたよね。うがった読み方をすれば、常に二番手
であるという大阪の悲哀をも体現しているのではないかと…。

 そして、これまた私的なイメージですが、高橋センセは天才型、椎名センセは
秀才型という印象があります(^^;

>   品が単なるスラップスティックなギャグで終わらな
>   い読後感を持つ理由は、この喜劇の本質を失ってい
>   ないからではないかという気がします。

 なるほど!
 極楽大作戦の根底にある人間味を感じさせる「情」は、椎名センセの描く作品
世界全てに共通の、絶妙の隠し味であると思います。

 羊田中さんが力説する「大阪」的源流。そして、出羽さんの「情」と「喜劇」。
やはりこのあたりがキーワードでしょうか(^^)
 お二人の深い洞察に舌を巻きました。こんなに鋭いRESが返ってくるボードに
参加させてもらっていることに、今更ながら喜びを感じています。

                           哀別句巣/MAP5362