#140 Article 1747 Posted at 1994/02/24 15:01:47 by 闇将軍凄獣狼 (MAP2306) [NO.51]

Subject: Re:*10 時空を越えた空へ! /1746 .... /1733 /1731

ども、闇将軍です。

いろいろ思う事がありまして、しばらく何も書かなかったんですが
放映も無事終了して一区切りついたところで、わたしなりの
感想を書きたいと思います。


1年間を通して見たこの作品の感想は、「新しく赴任した学校の野球部の
連中は、我が侭でいい加減で、悪い奴等じゃないんだけどどうも好きに
なれなかった。あまり期待しないでいたんだが、しばらく見ているうちに
時々奴等のいいところが見えてくる時もあって、気がつくと何故かサッカーの
地区大会の決勝戦にまで進んでいた。でも、不祥事を起こして出場停止」
ってところでしょうか。

#まるでシルバーキャッスル(^_^;;;

エンジン王編のラストや拳一機械化編の辺りはものすごい展開で、あの
おちゃらけたキャラクターでこういう重い話をするとは!とか
これがやりたかったのだろうか等と思いましたが、それもほんの一瞬の
輝きだったようで、結局開花に至る事はなかったようです。

この作品の欠点は、全てにおいて中途半端だった事ではないでしょうか。
性格がコロコロ変わるキャラクター達、突然出てきて突然消えていった「心」、
次々出て来ては消えていった機械王達...

性格については、まだ人格が固まっていない子供ゆえ仕方ないのかも
しれません(そういうものを表現したいと考えた結果ならば)。
機械王達についても、結果的には大成功とはならなかったものの
面白い試みであり、特にエンジン王編のような一貫したテーマがあれば
もっと違った結果になった事でしょう。

しかし、「心」については残念な結果になってしまいました。
最強の力という野望を持つエンジン王ですら動かし、それを守る為に
命を賭けさせた「心」、恐らく歯車王や電気王に打ち勝つ事ができたのも
これによるところが大きいでしょう。
ところが、そこまで盛り上げておいてその後は一切触れず、最後に
機械神を打ち破る時の前口上にのみ使うとは、まさしく「虎の威を借る狐」、
実体のない竹光のような情けない代物に成り下げてしまったとしか
思えないのです。


最終回に関しても、もっと他の描き方があったはずです。
卒業式やゴーザウラーとの別れにポイントを絞るとか、
総集編でいくにしても各キャラクターの成長をふり返るとか。
彼らが1年間戦ってきた結末が総集編じゃあ、あまりにも可哀想です。

作品中、「これが小学生最後の***」という台詞がよくでてきましたが
卒業式には将来の夢を語らせたり、ザウラーズの今後を議論したりする
前向きな姿勢を描写してもよかったのではないでしょうか。


「終わり良ければすべて良し」という言葉がありますが、終わりが
納得できないものになってしまったために、全てが納得のいかない
ような気持ちになってしまいました。


徒然なる長文にお付き合いしていただき、ありがとうございました。

                         闇将軍拝