#139 Article 134 Posted at 1993/10/31 05:19:48 by ISAM (MAP1129) [MEDIA]
Subject: Re:*21 リトルツインズ /133 ....... /686(#15) /685(#15)
いや、そんなに危険なのかなーとも思いましたけれど、別に危険だろうがなんだろう がたいしたことはないやと思いましたので。 えー、一元論化しようがなにをしようが結構だということです(べつに、安全至極な どと主張した憶えはありませんし)。 「感動」に関しては、広義に捉えられるなら僕も賛成です。 あまりにも引用されすぎていて、いいかげんつまんない話ですが、こういうのがあり ますね。 ある名優を贔屓の旦那がレストランに食事に招待してこう言いました。 「いやあ、今日の演劇は素晴らしく感動した、あれはまさに物語の勝利といえるんじ ゃないかね」 それを聞いた名優は、その場にあったレストランのメニューを調子をつけて朗読しは じめ、その演技に心を打たれた旦那を含めたレストランの客は、感動のあまり涙を流し たっ て話。 私も、これを聞いて「感動」しました。 ああ、人間ってバカだよなぁと。 レストランのメニューに感動! まさに「血肉」になりそうな感動です。 まあ「感動」なんてえのは、勝手にしちまうんだからしょうがないといえばしょうが ないわけで、良い感動、悪い感動・・・人間や物語に感動するのは良い感動で、その他 の(ある人達が)下世話だと思うようなものに感動するのは悪い感動などと区別しない んなら、結構ではないですか? 某、インドの詩人タゴールさんは、ある日、家のベランダに立って、通りの向こうの 木の茂みの頂きに朝日が昇るのを見ただけで、 「突然、わたしの目から覆いがおち去ったような気がした。そしてわたしは、世界が すばらしい輝きによくしつつ、美と歓喜の波が四面に高まってゆくのを感じた」 ほど感動したそうですから、ミラガの1話をみて感動する人がいてもおかしくはない でしょうね。 私だって、バルキリーって、あの戦闘機がまんまロボット形態になるのを見て感動し た口ですから、それ自身を否定しうるものではないはずです。 ただし、それはマクロスという作品の評価とはまた別ですが。 ……ところで…… 「面白さ」云々のところって、やっぱりメタ言及としておかしいと思いますけれど。 それは、あなたがこの場で自分の論をなんの疑問もなく展開できるのとほぼ同じ理由 です。 いかに相対性を主張しようが、個からみれば絶対的な位置として見ることができるわ けです。 では、その個というものの責任。作品に対する評価のよりどころというのが絶対的な 形で取ることが可能なのか? というと誰にでも可能なのです。 作品を作る・・・見るという行為にしてもそうでしょうが、そうした行為に際しての 自分の価値観に対する、TOSHIさんの言葉を借りれば能天気かつ無邪気な信頼というの は、個々の人間の人生によってあがなわれているのです。 個人が普遍的であろうと心掛けるだけではなく、現実に「普遍的であらねば」ならな いのです(すくなくとも個人の内では)。 ISAM