#13 Article 9745 Posted at 1995/03/16 04:27:50 by MSP-Iris (MAP4370) [SYNTAX]
Subject: Re:*15 タイトル… /9741 ..... /16414(#148) /16322(#148)
>> 例語 語幹 未然 連用 終止 連体 仮定 命令
>> 咲く さ か(a) き(i) く(u) く(u) け(e) け(e)
>> こ(o) い(x)
> 歴史的仮名遣いの場合、未然形は「書かう」です。
↑咲かう
ですです。
だから (a)~(e) で活用するから四段活用というわけですね。
ところが、「どーせ「コ」って読んでんだから「こ」って書こうよ」とい
うお上の指示によって「咲こう」になり、ここに未然形に (o) が生じて五
段活用という名称になったわけです。
> ひょっとしたら、動詞の連用形+助動詞で過去や完了を表わす。と教えてい
>るんでしょうか?
そうです。英語と違い、日本語には過去形というものが存在しないと教え
ています。それはそもそも「咲く+過去」を表す1語の単語がないという解
釈です。
これは文語文法からそうだと思います。
例「やさしくなりぬ」→「やさしく」+「なり」+「ぬ」
「やさし」 +「なる」+「ぬ」
形容詞 補助動詞四段 助動詞
>となると、「さ・あ行五段活用」と呼ぶんでしょうか。
「か・き・く・く・け・け・こ」なので「か行五段活用」と呼びます。
「咲いた」の「い」は、活用表で (x) と書いたように、音便形として特
殊扱いします。音便とは、発音の便宜上音節の一部に起こった音の変化で、
動詞で一部の五段活用動詞の連用形に起き、イ音便(咲いた)、促音便(売
った)、撥音便(飲んだ)があります。これらの他に、形容詞に起きるウ音
便や、「もはら」が「もっぱら」となるような音韻的音便があります。
五段活用動詞の音便の場合ですが、音便を要求する単語としては過去・完
了の「た」(咲いた)、接続助詞の「て」(咲いて)が有名。
>なぜならば、「咲いて」は「咲く」の各活用とは、判断の基準になる
>時間の扱いが違うと思うんです。
「咲いた」の「過去」の話ならともかく、接続助詞の「て」は時制の問題
は生じないと思います。
MAP4370 MSP-Iris