#13 Article 9097 Posted at 1994/11/25 06:40:00 by MUK (MAP1480) []

Subject: でんでらでんけん考

単なる戯れ言です。

 知る人がいるかどうか分かりませんが、私がけっこう子供の頃から
 どこからともなく耳に聞いている俚謡と言いますか 何と言いますか、
 こんなのがあります。

 「でんでらでんけん でてくるばってん でーてこんけん……」
 (実はこの後の歌詞はわからなかったりする(^^;)

 まるで呪文みたいで、何のことか分からず
 かろうじて「ばってん」という所あたりに 九州の臭いがする
 程度です。

 ところが先日、とある本を読んでいた所 こんな記述がありました。

 『日清戦争直後、(その筆者の故郷)下関で
  「支那の李鴻章はなぜ来んじゃろか
   来られりゃ来らるるばってん 来られんけん来ん」
  という俗謡が流行した。』

 なんか異様に似ています。もしかしてこれが元歌なんでしょか。
 もしそうだとしたら 知らないとはいえ昭和の経済高度成長期の子供が
 日清戦争の戦勝歌を唄っていたことになります。
 なんともふしぎな構図ですが、文化の底知れぬ深さと
 伝承・伝説の民俗学的変容の一端を体験してしまったような感じで、
 なんとも変な気がしております。

 ちなみに私の周りには、その当時中国・九州出身者はいなかったと思います。
 TVとかが源だったのかな。
                         とほほMUK

 今では「シャボン玉とんだ」の歌が 貧困から口減らしをしなければ
 ならなかった悲しみを織り込んでいる と知る人がありやなしや。