#13 Article 1895 Posted at 1990/02/03 20:55:28 by 弾 次郎++ (MAP666) [KOUGAYUN]

Subject: Re:*14 源氏!! /1883 ..... /1830 /1829

スレッド関係
元スレッド #13/1829 — 「源氏!!」 1990/01/31 18:16:39 · SION · MAP1558
御言葉にあまえてコミックのはなしをさせていただきます! え~自分勝手ではありますが「源氏」のはなしからでよろし~でしょうか?
     参照 #13/1830 — 「Re: 源氏!! /1829」 1990/01/31 19:01:50 · ペニー · MAP1570
わーい、私ゆんさんだーいすき! ちなみに、佐々木淳子さんもすき。それから・・・(永遠につづく・・・) ペニー
         返信元 #13/1883 — 「Re:*13 源氏!! /1862 ..... /1830 /1829」 1990/02/03 05:32:35 · MUK · MAP1480
う゛ーむ・・・ ゆん&彼女のコミックが人気ある原因ですかぁ やおいっぽいのと 絵が洗練されてるのと おねーさまのような本人のキャラクター と いまようなのと 登場人物の情が激しいのと 展開が強引なところ ってゆー感じかにゃあ。 わたしも はまってるという訳ではないので(でもコミックはみんなもってるかぁ) これ以上はよくわかんないでし。 LUNA-NETの方では、どんな結論なのかな。 by MUK でしたぁ
             現在 #13/1895 — 「Re:*14 源氏!! /1883 ..... /1830 /1829」 1990/02/03 20:55:28 · 弾 次郎++ · MAP666
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これは去年の8月にLUNAで書いた奴です。ちょいと古い文章なので一部今の私の

考え方と違う部分もあるんですけど、まあ読んでみてくださいな。

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タイトル: 高河ゆん考
名 前 : 弾 次郎 横浜LUNA#5
日 付 : 1989年 08月 07日 (月) 14時 35分

【リプライですの『反論を恐れずに僕も言っちゃうと・・・』】

☆高河ゆんの非SF性

高河ゆんという人の作品をSFとしてとらえると、恐らく消化不良を起こすでしょう。
およそ科学考証などという言葉とは縁のない世界観、しかもそれらは読者に何の説明も
ないまま、唐突に目前に出現します。これがSFファンを自称する人々にとって、大き
な足かせとなっている事は否定できません。つまりは「リアリズムの欠如」とでも表現
しましょうか。

☆「まずキャラクターありき」

作者にとって時代背景や場面設定は重要ではなく、在るのはまずキャラクターです。そ
して作者の中に存在するキャラたちは、それにふさわしい世界に放り込まれるのです。
高河ゆんの造りだすキャラたちは皆アイデンテティを主張しているように見えます。
作者は、例えば近未来の日本に源氏と平家の二大対抗勢力の存在する世界を創造し、そ
こに個性豊かなキャラ達を放り込むだけで良いのです。後はキャラ達が勝手にその個性
や性格(性質)に従って動きだすでしょう。

☆絶対的キャラクター主義

高河ゆんの作品を他の漫画家が作品化したとして、そこには何も残りません。全ての作
品において、高河ゆんのキャラは全体の物語すら食ってしまう程の威光を放っていて、
言わば「キャラクターの為に世界は存在する」という所です。高河ゆんワールドは、キ
ャラクターをいかに光らせるかという事に全力を上げているのです。

☆「やおい」的側面

「やおい」を美的青少年至上主義と捉えるなら、高河ゆんの作品が読者に受ける理由は
その「やおい」性にある、と言えます。人間の表面的な美しさを「鑑賞」するために存
在する「やおい」は、物語性や精神的な美しさを重視する一般の作品群とは対照的で、
それだけに反発も強いものの熱狂的信者は数多く存在します。それら支持者が高河ゆん
を支持したとして何の不思議もありません。私は例え同性愛を描いた作品でなくとも、
表面的な美しさを「鑑賞」するための作品というものは、全て「やおい」的側面を内包
していると考えます。これこそ本来の語源と言われる「山無し落ち無し意味無し」に最
も近い捉え方で、唯一の相違点は、語源は悪意のこもった表現であるという事です。な
るほど<表面的な美しさを「鑑賞」するための作品>には物語性は重要ではなく、意味
無しと表現されるのは当然でしょう。しかし、それは非常に偏った考え方となりつつあ
り、最近では物語性と同等のレヴェルでこれらの作品に市民権が与えられつつあるので
す。

こんな文章で理解して頂けるとは到底思えませんが、これが私なりの分析です。これが
これからの漫画の流れになるとも思えませんが多品種少量生産時代の今日、この高河ゆ
んのような漫画が着実に一本の道を造りあげている事は確かです。


                                弾 次郎
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本当は他の会員さんの書き込みなども交えれば5000行くらいのが、まとめてファイ

ルになっているんですけど、著作権もありますので、読みたい人がいたらLUNAにゲ

ストででも来て読んでね。

だんじろ/MAP666