#13 Article 10993 Posted at 1996/09/29 20:51:40 by まじぷり (MAP5580) [NETWORKER]

Subject: 最近思うこと

最近思うこと。

   パソコン通信の一番大切なことって、各人のプライバシーが完全に守れる、
  又は隠せるっていうことだと思うんです。それが故のトラブルっていうのも残
  念ながら起きているのは事実なんですが、ほぼ全員が知っていることです。通
  信に使うハンドルネームを取ってみてもそうでしょう。本名よりも通り名を設
  定しておいた方が、自分も、そして他の人も覚えやすいっていうのがあるかも
  知れませんが、裏を返せば通信内にもう一人の自分を作っていることになりま
  す。もちろん本名で通信をしている人もいます。だらかといって、その人が個
  人データを公開しても構わない人というわけではないはずです。逆に、ハンド
  ルを持っている人でも、オープンな人もいっぱいいますしね。

   メイプルには、PROF(やライブラリー等)を利用して、自分のことを良識の範
  囲で紹介できる場所があります。例えば、メイプルにも歌手・声優・原作者・
  業界人がいらっしゃいます。長い間通信をしてると、自ずと想像はついてきて
  しまいます。でも、その人が何処にもそのようなことを記していないのであれ
  ば、それは詮索をしてはいけない通信の暗黙の了解の範囲に入っていくのでは
  ないでしょうか。
   例え OFFに参加して、その中で本人が自己のことを言ったとしても、それを
  ONの世界では言わないっていうことも常識のはずです。
   『ネットおかま』という単語を、よく耳にします。そのような人を毛嫌いす
  る人もいますが、それはいかがなものでしょうか? 通信の原則から反してい
  ることではないでしょうか? 実際の人物と通信上の人物、それが大きく異な
  っていたとしても、それはその人に悪い点は全くないと言うと過言かも知れま
  せんが、基本的には無いと、私は思います。
   OFF が企画されて、例えばその主催者側と大きく関わっていた人が参加をし
  ない……時間的、地理的な理由もあるでしょうが、あくまでも通信だけの自分
  を大切にしている人にとっては、とても大きな問題のはずです。参加してしま
  えば実際の自分を公表するようなものですから、不参加する人は多いはずです。
  その訳などを詮索するっていうのも、もってのほかでしょう。

   私は、実際でも通信でも名前が違う(^^;っていう以外は、ほとんど同じです。
  ですので、ある程度親しくなった通信での友達には、OFF という形ではなくて
  お会いすることだってありますし、そのときはお互いに本名や電話番号などを
  教えあったりしますが(でも、名前を呼ぶときはハンドルなんよね(笑))、通
  信上では決して出したりしません。それが、暗黙の了解ですから。
   「小さな親切、大きなお世話」という言葉がありますが、通信上ではそれが
  如実に現れます。与え手は親切から行動しているのかも知れませんが、受け手
  にとっては明かされたくないことが、嫌でも浮き彫りになってしまう場合だっ
  てあります。受け手が反応を渋るような親切は、気付いた時点でやめるべきで
  す。それによって最悪の場合、大切な通信仲間を失うことにだってなりかねま
  せん。

   陰湿な嫌がらせを考えてみると、実生活と通信とでは、電話回線一つで構わ
  ない通信の方がしやすいものです。しかも、足が付きにくいという大きな利点
  もあります。誰だって、ムッとするようなことやカチンと来るようなことを経
  験していると思います。しかしそのときに変な行動に出る出ないっていうのは、
  良識というよりもむしろ人間性だと思います。

   通信の世界は、実際の世界よりも、より繊細なのでしょうね。


							  まじぷり(MAP5580)