#126 Article 7054 Posted at 1993/09/06 00:10:00 by YOU (MAP3836) [LAST]
Subject: Re: 最終回に期待! /6257
根本さんに張り合う気は 全くありませんが、なんとなく視覚的に思い付いたので、 似たような話を書いてみました。 ちなみに記憶は消されない前提です。 最後の台詞と同時にEDに入って、画面は大地と二人での自転車旅行・・・、 なんていいかも知れないですね。 (一人で酔ってると嫌われるぞ、YOU) *************************************************************************** エリカの両手が姫子の頬にのびる。するり、と ほどけるリボン。 真ん中の留め飾りがはずれて、落ちた。 その音を合図のように、姫子’は消えてゆき、ポコ太も静寂の世界に還る。 「さようなら・・・」 朝の光。いつもより強く感じるのは、雪が積もっているから。 もぞもぞと起きだす。年の明けた、静かな朝だ。 「おはよう、ポコ太。今日もいい天気だね」 「・・・・・・」 鏡の前に立ち、髪を解かす。 着け慣れていたリボンは、ない。 もう、変身することもない。 後ろ髪をつまんでみる。 「・・髪、伸ばしてみようかな」 ・・・静かな、朝だ。 「姫ちゃーん!」 呼び声。窓の外。一枝と、振袖姿の愛美だ。 「姫ちゃーん、初詣に行こうよー!」 「小林くんも日々野さんもいるよー!」 「あたしは、大地君と二人きりで行きたかったのに!!」 「野野原、まーだ寝てるのか?」 自分を呼んでくれる友達の声が、嬉しい。 「うん、いくいくー!ちょっと待っててー」 大急ぎで着替えて、手荷物を持つ。 「行って来るね、ポコ太」 ドアに手を掛けて、ふと、立ち止まる。 もう一度、鏡に向き直る姫子。自分の顔を、自分自身を、確かめるように。 ゆっくりと、額に手をかざして・・・・・・・ 「パラレル パラレル 元気な姫子に なーれ!」 *************************************************************************** YOU (MAP3836)