#126 Article 10981 Posted at 1994/01/05 00:16:26 by MAY.H (MAP4167) [NOVELS]
Subject: 姫ちゃんノベルズNo.5
どおもっ。MAY.Hです。
回を重ねること5回目。結構好評みたいで書いててうれしいです。
物語はまだまだ続く(予定)です
めざせ!「#126 姫ちゃんのリボン」名物(^^)大河小説『姫ちゃんノベルズ』(オイオイ)
これからも応援してね!(ほとんど小説のあとがきのようになってしまった(^^;)
あと、関係ないですけど「CG」の「#65」でオリキャラをアップしてるんで、そっちの方も見てくれるとうれしい・・・(^^)No.は「1829」「あけましておめでとう」です
そんなわけで、「姫ちゃんのリボン ~夢物語編~」(^^)をお送りします。
5回目だよーん
第一話
●S-7 野々原家
ハンバーガーショップの前でいっちゃん達と別れた姫子はまっすぐ家に帰ってきた。
「ただいまー」
「おかえり姫子。おやつはテーブルの上に・・・」
「いらなーい」
姉の愛子が言い終わらないうちに姫子は自分の部屋へと入って行った。
「あっおかえり姫ちゃん」
「ただいま、ポコ太」
姫子は床にカバンを置くと着替えもせずベットに倒れ込んだ。
「あー、疲れた」
本の上にまたがる様にしてマンガを見ていたポコ太は姫子の枕元にやってきた。
「姫ちゃん、試験どうだったの?」
「あははははははははは」
ポコ太の問いかけに姫子は力無く笑って、体を起こすと両手で「×」の字をつくった。
そんな姫子を見てポコ太はやれやれといった感じで話を続けていた。
●S-8 下校中・風立市内
姫子と別れた愛美といっちゃんは姫子について話ながら歩いていた。
「今日の姫ちゃん、何か変だったね」
「うん、何でもないって言ってた割にはぼーっとしてたしね」
「それに、何か無理して笑ってたみたいだったし」
2人はあれこれ話ながらそれぞれの家へと帰って行った。
●S-9 下校中・街道沿い
木枯らしの吹く中、大地は自転車を走らせていた。
「うー寒い、あと少しで家に着くな」
そう呟くとさらに力を込めて自転車をこぎ始めた。
自転車に乗りながら、大地の頭の中では屋上での出来事が妙に気になっていた。
(それにしてもあいつ、何か様子が変だったな、大事な用でもあったのかな)
そんな事を考えながら走っていると、目の前を黒い物体が横切った。
「うわぁ]
危うく壁に激突するというところで体勢を立て直し、大怪我だけは免れた。
「危ない、危ない。死ぬかと思ったぜ、それにしてもさっきのは何なんだ?」
先ほど黒い物体の飛び込んで行った方を見ると、そこには足を怪我した黒猫が大地を警戒しながらうずくまっていた。
大地は「なんだ猫だったのか」と思いつつ、怪我をしている猫をほっとけず、怪我の具合を確かめよと手をさし伸べた。
「よーし、いい子だから大人しくしといてくれよ」
そして、猫を抱きかかえようとしたとき、その黒猫は大地の頬を引っかいて逃げていった。
「痛っ、痛ってぇあの猫・・・」
大地は猫の走り去っていった方を見て、再び自転車をこぎ始めた。
(まったく、今日はついてないな。野々原といい、さっきの猫といい)
「まっいいか」
相変わらず脳天気な結論を出し家路を急いでいた。
その後、大地は特に危険な目にあう事もなく無事に家にたどり着いたのであった。
つづく
MAP4167 MAY.H
感想まってます。