#124 Article 2509 Posted at 1995/02/06 05:24:46 by 飛龍乱 (MAP3112) [INVADERS]

Subject: インベーダー

「スタトレTNG」の裏で放送されているのでご覧になっている方、もしかしたら
少ないかも知れませんが、こいつはなかなか良く出来てます。

人間そっくりのインベーダーに対して孤独な戦いを挑んで行くデビッド・
ビンセント。こいつを殺してしまえばインベーダーも侵略がずっと楽になる
だろうに、なんて根源的な疑問は言っちゃいけません(笑)。

先週放送された「溶鉱炉殺人事件」はぼくがこのシリーズで最も好きな話でした。
ストーリーは、ビンセントの知人が人を殺してしまい、それがインベーダーだった
ことが発端となります。
インベーダーは、ご存知の通り死ぬか大きなショックを与えられると赤く燃えて
消えてしまいます。だから遺体は残っていないのですが、側にあった溶鉱炉に
投げ込んで始末したのでは?という疑いから裁判が開かれるのです。

物語はここから、何とか死んだのはインベーダーだったと証明したいビンセントと
それを阻止しようとするインベーダー側との裁判所での戦いに。

確かに相手はインベーダーであったはずなのに妻(人間?)と、さらには子供まで
居る不思議。「相手は人間だったよ、それでいいんだろう?」と、なぜか裁判を
続ける事に拒否反応を示す被告。なんとか殺した相手は実在しなかったと証明
しようとするビンセント。突然現れる意外な証人・・・と、物語は二転三転して
行きます。

最後の最後までどうなるのかが分からない、まさに脚本の勝利(おお、池田憲章調)
とでも言うべき傑作であったと思います。

このシリーズ、見終わって壮快感を得られる事はまずあり得ませんが(笑)
とにかくよく考えられているのは確かです。お金がなくてもこんなに面白い
SFTVが作れるんだなあ、と感心して見てます。

                          飛龍乱