#12 Article 6329 Posted at 1989/10/22 03:48:54 by TOM-CAT (MAP1395) []
Subject: オンラインノベルズ 1
ども、TOM-CAT です!
なんとなく ぼーっとしてたとき、この話を思いつきました。昔からこういった事が好きなもので、まあ、なんかのアニメの原作でも読むつもりで、気軽に読んでやって下さい。それで、よろしければ感想など。気にいっていただけるとよろしいのですが...
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オリジナル オンライン ノベルズ
「-RAMIE-」
第1話 迷い猫 その1
「ちょっとー、なにそれ!ずるーい」。
ひとりでキャイキャイやっているラミーが何をやっているのかと言えば、自分で組んだコンピータを相手に、ゲームに夢中。
゛どどどど・・・゛
「ラミー!いい加減にしなさいよ!」
ドアが゛ダーン゛と景気よく開いたとおもうと、姉のエミリーのヒステリックな声が空間いっぱいに響いた。 「あんたねー、あたしは1週間後司法試験なのよー!すこしは人の迷惑考えなさいよ」。
「だってー、テレスったらねーずるいんだよー」。
「なによ、そのテレレって」。
「テレレちゃうもんテレスだもん」。
「とにかく、あたしは司法試験があんだからね。そんな、ボロコンピュータのために人生ダメにしたかぁないのよ。わかる?」。
ラミーぶすっとして。
「なによーCD-RAM搭載してんだぞー、2回も司法試験落っこちてるおねえちゃんより、ずぅーっと賢いんだからね」。
「あー!いったなー。いってはいかんことをいったなー」。
「何よー。本当の事いわれたからって怒ることないでしょー」。
「キィー、そこまで言うんだったらあんた受けてみなさいよ」。
「あたしバカだから無理だもーん」。
あきれ顔のエミリーをよそにラミー言葉を続ける。
「でもね、このテレスなら司法試験どころか大統領試験だって通っちゃうんだぞ」。
エミリー片手を額にあてて。
「なによそれは、だいたいコンピータが大統領になったらこの世はおしまいよ」。
エミリーあきれはてた顔をして部屋を出ようとするが、とっても怖い顔をして。
「今度うるさくしたらゆるさんからね」。
そういいおわると
゛ドーン゛ とけたたましい音をたてて
゛ドスドス゛
と、自分の部屋へと帰っていった。
惑星移住が開始されてからすでに200年の年月が流れていった。人々は、祖国地球を遠くはなれて第2の祖国で暮らしていた。とくに地球から30万光年はなれたここ惑星ボムでは、地球を知らぬ人々もかなりいる。 ボムの人口は600万人、このあたりの星系では大都市の部類にはいる。
「ウギャー!」。
゛どどどどど・・・゛
けたたましい地鳴りとともに
゛ずだーん゛
と、ドアが開いた。
「あんたには記憶力ってものがないわけ?」。
エミリーがもの凄いけんまくでラミーを怒鳴る。
「だってだっていまそこに、へんな真っ黒で毛むくじゃらのものがいたんだもーん」。
「ちょっとやだ、へんなこといわないでよ」。
2人ともその、へんな真っ黒で毛むくじゃらのものが潜り込んだとおもわれるボックスのほうを覗き込む。
「ねえ、おねえちゃん。なんだと思う?」。
「知らないわよ。知りたくもないわよ」。
「そのわりには興味ありそうじゃ・・・」。
その時、ゴソゴソとボックスが動いた。
「うぎゃー」。
2人とも部屋じゅうを駆けまわった。駆けまわって逃げ場のない事を悟ると、2人でその場に座り込み肩を寄せ合って泣きだした。
ゴソゴソとボックスから顔が出てきたとおもうとその物体はこう叫んだ。
゛ニャーン゛
「ねこ!?」。
ラミーは、ぱっとそのねこを抱きあげた
「おねえちゃんねこだよ」。
「ったく。人騒がせな」。
2人ともさっきまでの泣きべそ顔から一変している。
「おまえどこからきたんだ?」。
エミリーの問いに、そのねこはこう答えた。
゛ニャーン゛
つづく・・・
TOM-CAT(MAP1395)