#12 Article 5251 Posted at 1989/08/08 05:05:41 by ISAM (MAP1129) [SEISYUN]

Subject: Re: でっかい開き直り /5250

「アニメには現実的、社会的な存在意義がない」
 つまり、非現実的、非社会的な存在意義がある可能性は十分あるというわけじゃあな
いですか、ああ、こりゃ立派。
 それに、「アニメ以外にも、現実的、社会的な存在意義のない物はある」などという
最下位争いは避けたい・・・といったって、なんで表現メディアがその現実性や社会性
のみを競って最下位争いをするのか僕には基本的に理解できません。
 そして、そういった仮定から無理に引き出された、アニメに現実的な価値を与えると
いう作業てすけれど、僕が考えるには現実逃避というのは、無価値に無理やり価値を結
びつけるようなことを当然含むのですから、これではあんまり開き直っているようには
思えませんね。
 だいたい「これこれこれの役に立つ」といった文章の「アニメ」という単語を、「小
説」、「漫画」、「絵画」、「ドラマ」などのどれと交換しても意味が立派に通ってし
まうではないですか!(僕なら、このリストにビデオゲームを加えるけどね)
 「同様に」という言葉を最後に書加えたとしても、ここでなんらアニメ的なものが表
現されていないことは事実であり。それでアニメに対してなんらかの言及を行えるとは
とうてい思えないのですけれど。

 最初に発言した人間が適当なところでお茶をにごして、去っていっしまったので(こ
ういった、勝手に捨て台詞を残して去ること自体がどうして逃避でないと、去った本人
が考えていられるのかは、僕の思考ロジックの理解を越えるのでなにも言いませんけど
ね)、放り投げられてしまっていますが、結局のところ、無価値で「現実逃避」だと攻
撃されたのは、アニメ自身などというものでは全然なくて、つまり「アニメファン」と
ひとまとめにされる集団についてなのですよ。

 「アニメ」に価値がない、などという論議ははっきりいってお話にもならないので捨
てておけばいいでしょうけど(価値がないものが、なんで存在するのか?)。
 僕は、すくなくとも今のアニメファンといったものがマイナスの価値を持っている面
があるということを認識しないことこそ、現実逃避だと言いたいのですけれどね。


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