#12 Article 1702 Posted at 1988/02/16 12:09:17 by Sysopポリアンナ (MAP001) []
Subject: ブレ-ク シンゴウ
こんにちは。ポリアンナです。 さて、ブレーク信号について私の知っている範囲で簡単に説明します。 本来、ブレーク信号は、コンピュータ同士の通信において、異常や何等かのリクエスト が生じた時に、相手側にそれを知らせるための、通信プロトコルを超越した信号です。 ただ単に、PCSのLOGINだけでなく、様々なネットワークでは、いまだにこの 信号が、例えば表示中断の要求(当ネットワークでは^C(コントロール C)=&H03 コードを利用 しています)に使われているようです。 信号の内容自体は至って簡単で、「0のビットを数十個連続して送る」というもので す。本来のデータなら「ストップビット」という、内容が1のビットで1データづつ区 切られて送られるわけですから、「数十ビットの0」は、明らかに「通常のデータでは ない」ことが相手側に伝わり、ブレーク信号が「プロトコル(この場合は、N81XN などといった狭義のデータ送出手順を差しています)にかかわらない信号」であること の説明にもなります。 別に通信ソフト・モデムなどがこの信号を送出できなくとも、普段のいわゆる「パソ コン通信」のレベルならば、この信号を送信・あるいは認識する必要はほとんどありま せん。また、もしも必要になったとしても、普通の場合、コンピュータのRS-232 Cは直接操作することができる筈ですので、ソフトウェアで解決できます。 なんだか調子がhighなので(卒論締切が迫っていて異常な精神状況なので、目を つぶってやって下さい・・・)よくよく間違えられる、1200bpsと1200ボー の違いについて書きます。 bpsとは、「1秒間に何ビットの情報を送るか」の単位で、ボー(baud)とは 「1秒間に何回変調を行えるか」の単位です。 ですから、300bpsのモデムのように、「変調周波数が2種類:0か1かの1ビッ トの情報が1回の変調で伝わる」場合ですと、「300bps=300ボー」となりま す。ところが、現在一般に使われているモデムは、1200bpsの通信速度を持つも のの場合、「変調周波数が4種類:00から11の2ビットの情報が1回の変調で伝わ る。要するに、耳で聞いた場合に4種類の高さの音が出ている」のです。 すなわち、1200bpsのモデムですと、「1200bps=600ボー」というこ とになります。「1200ボー」という表現は誤りなのです。 以上、つまらないおしゃべりに付き合って下さってありがとうございました。 ポリアンナ / MAP001